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2025.04.09
IT転職は職種選びがカギ!未経験からの3つの方向性
「未経験からIT業界に転職したいけれど、どの職種を選べばいいのか分からない」「とにかくIT企業に入りたいけれど、どんな仕事が自分に向いているのか迷っている」そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか?IT業界は、職種の種類が非常に多く、働き方や求められるスキルもさまざま。そのため、方向性を決めずに転職活動を始めると、途中で迷子になってしまうこともあります。
この記事では、「自分に合ったIT職種の選び方」をテーマに、3つの視点から考える方向性の見つけ方を解説します。さらに、30代・40代の未経験者でも活かせる経験や職種選びのポイントも紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
【目次】
自分に合ったIT職種の方向性を見つけるための3つの視点
IT勤務で何にやりがいを感じるか?
まず考えてほしいのは、「自分がどんなときにやりがいを感じるか?」ということです。たとえば、
- 形に残るモノづくりがしたい人 → プログラマー、Webデザイナーなどの開発職
- 誰かの役に立つ実感を得たい人 → ヘルプデスクやITサポートといった支援職
- チームで動くのが好きな人 → IT営業やPM(プロジェクトマネージャー)
例えるなら、「料理が好き」という人でも、「新しいレシピを考えるのが楽しい」のか、「人にふるまって喜んでもらうのが嬉しい」のかで、向いている職種は変わってきます。ITの仕事も同じです。自分が何に価値を感じるかを明確にすることで、職種選びのヒントが見えてきます。
IT未経験転職からどんな働き方をしたいか?
次に考えたいのが、「理想の働き方」です。IT業界は職種によって働き方も大きく異なります。
- リモートワークを希望する人 → Web系企業や自社開発企業の開発職は、リモート対応が比較的充実
- 安定した環境で働きたい人 → SIer(システムインテグレーター)やインフラ系企業は、大企業との取引も多く、安定志向の人に人気
- 成長スピードを重視したい人 → ベンチャー企業では幅広い業務に携わりやすく、スキルアップにつながる
単に「IT企業に転職したい」と思っていても、そこで実現したい働き方によって、選ぶべき会社や職種は変わってきます。
IT未経験転職からどんなスキルを身につけたいか?
最後に、「どのようなスキルを伸ばしたいか」も重要な判断材料です。
- 技術スキルを磨きたい → プログラミング、ネットワーク、サーバー構築などを学べる開発職やインフラ職がおすすめ
- 対人スキルを活かしたい → 顧客対応や社内調整がメインのIT営業、ヘルプデスクが向いています
- マネジメント力を伸ばしたい → PMやPMアシスタントは、スケジュール管理やチーム運営などのスキルが求められます
どんなスキルを身につけたいかを考えることで、キャリアの方向性が明確になります。
30代・40代でも大丈夫!年齢を活かしたIT未経験転職における職種の選び方
「もう30代・40代だから、未経験からITは無理かも…」と不安に思う方もいるかもしれません。しかし、年齢を重ねたからこそ活かせる経験もたくさんあります。
- 営業経験がある人 → IT営業やプリセールス(提案型営業)がマッチ
- 接客や販売の経験がある人 → カスタマーサポート、ヘルプデスクは接遇力が強み
- 事務経験がある人 → IT事務やPMアシスタントとして、調整力や資料作成スキルが役立つ
また、全くの未経験からでも、「テスター」や「サポート職」からスタートして、実務経験を積みながら開発やインフラエンジニアを目指すキャリアステップも一般的です。
今回のまとめ
未経験からIT業界に飛び込むには、やみくもに求人を探すよりも、まずは「自分がどんな働き方をしたいのか」「何にやりがいを感じるのか」「どんなスキルを伸ばしたいのか」をしっかりと考えることが大切です。キャリアの方向性が決まれば、必要なスキルや学習内容も自然と明確になり、転職活動もグッと効率的になります。自分の強みや価値観を棚卸しし、自分に合ったIT職種を目指していきましょう!