東京・浜松でITエンジニアとして働くならネクサス｜採用メディア

近年、リモート勤務（在宅勤務・テレワーク）は多くの企業で導入され、特にIT業界ではその普及が進んでいます。これまで「オフィスに通う」ことが前提とされてきた働き方が、リモートでできる仕事に変わりつつある中、IT未経験者でもリモートワークを目指すことができるのでしょうか？本記事では、IT未経験でもリモート勤務を実現するためのステップや注意点について、実際の事例を交えながら解説します。未経験からリモート勤務を目指す方に向けて、どのような準備が必要なのかを詳しく見ていきます。

【目次】

1.リモート勤務の拡大とIT業界の関係性

2.未経験IT転職からリモートを目指す場合の注意点

1. ITスキルを身につける
2. 出社ありの職場でエンジニア経験を積む
3. 開発自走力とITチーム意識をアピールする

3.今回のまとめ

リモート勤務の拡大とIT業界の関係性

ここ数年で、テレワークや在宅勤務といった働き方が急速に普及しました。背景には、「働き方改革」や「感染症対策」といった社会的な要因もありますが、特にIT業界ではこの流れが加速しています。なぜなら、IT業界の多くの職種は「パソコンとインターネット環境さえあれば仕事ができる」という性質を持っているからです。たとえば、エンジニアやWebデザイナー、Webマーケターなどは、業務の多くがオンライン上で完結します。

実際に、チャットツールやWeb会議を使ってチームとやり取りしながら、開発・デザイン・広告運用などをリモートで進めることが当たり前になりつつあります。さらに、企業によっては「フルリモート勤務」「在宅メインのハイブリッド勤務」といった働き方も導入されており、場所にとらわれない働き方が実現できる時代になっています。これにより、地方在住者や家庭との両立を重視する人にも、都市部のIT企業にチャレンジできるチャンスが広がってきています。

未経験IT転職からリモートを目指す場合の3つの注意点

とはいえ、IT未経験者がいきなり「フルリモート可」の求人に応募しても、なかなか採用されにくいのが現実です。企業としては、「まだ業務に慣れていない人を、目の届かない場所で育成すること」にリスクを感じやすいため、未経験×リモートの組み合わせには慎重になる傾向があります。特に、最初のうちは対面でのフォローやOJT（オン・ザ・ジョブ・トレーニング）が重要なため、「出社が必要」とされるケースも多いです。では、どうすれば未経験からでもリモート勤務を実現できるのでしょうか？

ITスキルを身につける

まずは、基本的なスキルを独学やスクール、副業などで習得することが大前提です。たとえば、プログラミング、デザインツールの操作、SEOや広告運用の基礎など、「即戦力として動けるレベル」に近づけることが求められます。

出社ありの職場でエンジニア経験を積む

未経験からでも採用されやすいのは「出社前提のポジション」です。そこで実務経験を積み、「この人なら任せても大丈夫」と判断されたタイミングで、段階的にリモートへ移行するのが現実的なステップです。

開発自走力とITチーム意識をアピールする

リモート勤務は「自由な働き方」ではあるものの、同時に「自律的に仕事を進められる力＝自走力」が求められます。常に誰かが横にいて教えてくれるわけではないため、自分で情報を集め、試行錯誤し、問題を解決していく姿勢が不可欠です。また、リモート環境では「報告・連絡・相談」が疎かになりがちです。だからこそ、チャットでの丁寧なコミュニケーションやチームとの信頼関係を築く意識も非常に重要です。

今回のまとめ

IT未経験からでも、スキルを身につけ、段階を踏めばリモート勤務を目指すことは十分可能です。むしろ、今後さらにリモートワークは一般化していくと考えられており、「場所を選ばない働き方」はスタンダードになるかもしれません。大切なのは、「未経験だからこそ、学び続ける姿勢を持つこと」。そして、まずは一歩を踏み出して、小さな実績を積み重ねることです。「いつかリモートで働きたい」と思うなら、今日から少しずつ行動してみましょう。未来の働き方は、自分の手でつくっていけます。