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2025.04.11
未経験からIT業界へ!転職面接でよく聞かれる質問と回答例で対策
未経験からIT業界への転職を目指す人にとって、面接対策は成功の鍵を握る重要なステップです。履歴書や職務経歴書でアピールできたとしても、最終的には面接での受け答えが採用可否を大きく左右します。特に未経験者の場合、「なぜIT業界を目指すのか?」「なぜエンジニア職に挑戦したいのか?」といった志望動機や本気度を問われる場面が多くなります。この記事では、実際に面接で聞かれやすい質問とその意図、そして回答例をご紹介します。インフラエンジニア志望者や開発エンジニア志望者向けの志望動機例も紹介しているので、職種選びの参考にもしてください。
【目次】
よくある質問①:なぜIT業界を志望したのですか?
未経験エンジニア転職の面接における質問の意図
応募者がIT業界の将来性や特性を理解し、どれだけ真剣に転職を考えているかを見ています。
未経験エンジニア転職者の回答のポイント
業界全体の成長性や社会的役割に言及しつつ、自分のキャリア志向と結びつけて話すことが重要です。
未経験エンジニア転職者の回答例
「急速に進化を続けるIT業界において、自動化やクラウドなど新しい技術に触れながら、自らも常に学び続けられる環境に魅力を感じています。将来的にはシステム全体を設計できるようなエンジニアを目指したいと考えています。」
よくある質問②:なぜ未経験なのにエンジニアを志望するのですか?
未経験からIT業界に転職する場合、まずは基本的なスキルを身につけることが重要です。これには、プログラミングやシステム運用に関する知識、さらにはIT業界特有の専門用語やツールを学ぶことが求められます。
未経験エンジニア転職の面接における質問の意図
経験がない中での挑戦にどれだけ本気で向き合っているか、また、どのような努力をしてきたかを確認するための質問です。
未経験エンジニア転職者の回答のポイント
独学やスクールなどの学習実績、継続力を具体的に示しましょう。例えば「毎日1時間以上学習してきた」「模擬環境で構築練習をしている」といった行動の証拠があると説得力が増します。
未経験エンジニア転職者の回答例
「未経験ですが、エンジニアとしてのスキルを身につけるため、半年間独学で学習を継続してきました。現在はPythonを使った簡単なアプリを作成し、GitHubにポートフォリオとして公開しています。」
よくある質問③:なぜそのエンジニア職種を選んだのですか?
未経験エンジニア転職の面接における質問の意図
職種に対する理解度と適性の有無を確認するためです。
未経験エンジニア転職者の回答のポイント
自分の学習経験や興味関心、ポートフォリオ制作や資格取得などの具体的なエピソードを交えて説明しましょう。
未経験エンジニア転職者の回答例
「私は元々、仕組みや構造を把握するのが得意で、インフラ系の技術に関心がありました。LinuCの資格取得に向けた学習を通してLinuxの基礎知識を学び、仮想環境でのネットワーク構築も経験しています。これらの経験から、インフラエンジニアが自分に最も合っていると感じました。」
インフラエンジニア志望者向け:志望動機の具体例
インフラエンジニアを目指す場合は、「システムの安定稼働を支える仕事にやりがいを感じている」という視点が効果的です。実際の学習内容や構築経験を交えると、よりリアルな志望動機になります。
- 志望動機例:
「私は情報インフラの基盤を支える仕事に魅力を感じ、LinuCの資格取得と仮想環境での構築練習を通してインフラ分野への理解を深めてきました。将来的にはサーバー構築やネットワーク設計を担うインフラエンジニアとして、安定したサービス提供を支える存在になりたいと考えています。」
開発エンジニア志望者向け:志望動機の具体例
開発エンジニアを志望する場合は、ものづくりへの興味や論理的思考力を活かしたいという気持ちを伝えることが大切です。あわせて、実際に作成したアプリやポートフォリオの紹介があると非常に効果的です。
- 志望動機例:
「私は日常の課題をアプリやシステムで解決できることに大きな魅力を感じ、開発エンジニアを志望しました。独学でHTML/CSSやJavaScriptを学び、ToDoリストアプリや天気予報表示ツールなどを作成し、GitHubで公開しています。自ら手を動かして開発する過程にやりがいを感じ、将来的にはチーム開発や設計にも携われるエンジニアを目指したいと考えています。」
今回のまとめ
未経験からの転職では、「経験がない」という点を逆手に取り、どれだけ準備してきたか、どんな学習をしてきたかをアピールすることが重要です。聞かれる質問の意図を理解し、それに対する自分の言葉を用意しておきましょう。また、可能であればポートフォリオの提出やGitHubの共有、資格取得の状況などを添えることで、より高い評価につながります。面接官は「この人は未経験でも伸びそうか」を見ています。誠実かつ前向きな姿勢で、自信をもって挑みましょう!