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2025.04.24
新卒エンジニアのキャリア形成完全ガイド
エンジニアとしての第一歩を踏み出した新卒の皆さんにとって、「これから自分はどんなキャリアを築いていくべきか?」という悩みはつきものです。特にIT業界は変化が激しく、スキルの陳腐化も早いため、中長期的なキャリアプランを描くことがとても重要になります。この記事では、新卒1年目から3年目までに踏むべきステップや、キャリアアップ・ジョブチェンジのタイミング、そして「第二新卒として大手企業への再チャレンジ」も視野に入れたキャリア形成のポイントを解説します。
【目次】
新卒エンジニアの1〜3年目:キャリアの土台を築く期間
1年目:社会人とエンジニアとしての基礎力を身につける
入社1年目は、ビジネスマナーやコミュニケーションスキルなど社会人基礎力に加え、配属先での業務を通じて実践的な技術スキルを習得する時期です。特に以下の点を意識すると、キャリアの土台をしっかり築けます。
- バージョン管理(Git)や開発フローを理解する
- 先輩エンジニアのコードを読む習慣をつける
- 業務外での学習やポートフォリオ作成も継続する
2年目:エンジニアとして自走力と技術の幅を広げる
2年目になると、与えられたタスクをこなすだけでなく、自分で課題を見つけて解決に導く力が求められます。また、特定の技術領域に深掘りするだけでなく、周辺技術の知見も増やすと今後の選択肢が広がります。
- バックエンドに加えてフロントエンドやインフラに挑戦する
- チーム内での技術共有やレビューにも積極的に関わる
- 社内勉強会や技術コミュニティでの発信も視野に入れる
3年目:エンジニアとしての専門性を確立し、キャリアの方向性を見極める
3年目になると、自分が今後どの分野で成長したいかをある程度見極めるフェーズに入ります。将来的にリードエンジニアやフルスタックエンジニアを目指すのか、それともプロダクトマネージャーやCTO候補を狙うのかによって、今後の学習内容や実務経験の積み方が変わってきます。
Step4.IT企業への成果物や学習内容の提示(任意)
ポートフォリオやGitHubアカウントがあれば、ぜひ面接で提示しましょう。未経験でも独学で作ったアプリやコードの工夫点を語れると好印象です。
Step5.IT企業のよくある質問対策
- 「なぜエンジニアになりたいのですか?」
- 「将来のキャリアビジョンは?」
- 「チームで課題を乗り越えた経験はありますか?」
いずれも「具体的なエピソード+成長の姿勢」が求められます。
エンジニアとして考えるキャリアアップやジョブチェンジのタイミング
IT業界では、3年未満での転職も珍しくありません。第二新卒としての転職を考える場合、ポイントは以下の3つです。
エンジニアとして転職理由が前向きであること
「スキルアップのため」「やりたい分野に挑戦したい」など、ポジティブな転職理由をしっかり言語化しましょう。
エンジニアとして業務経験+学習の積み上げがあること
第二新卒の転職ではポテンシャルも見られますが、GitHubや技術記事など、学習・アウトプットの実績があると有利です。
エンジニアとしてのSESや受託開発企業への再チャレンジ
「新卒時には選ばなかったけれど、今なら実力を活かせる」とSESや受託開発企業への転職を目指す第二新卒エンジニアも増えています。現場経験を通じてスキルを磨いたうえで、「なぜこの企業を選ぶのか」「前職で得た経験をどう活かせるのか」といった点を職務経歴書や面接で明確に伝えることが成功のカギとなります。クライアントワークやチーム開発の経験を活かし、将来的なキャリアの幅を広げるチャンスにもなります。
エンジニアとしてキャリア形成における視野の広げ方
キャリアを柔軟に築くためには、「選択肢を増やす行動」が必要です。
- 業務外での技術ブログ発信
- 資格取得(基本情報技術者、AWS認定など)
- OSSへの貢献や外部登壇
- エンジニア転職イベントや合同勉強会への参加
これらの経験は、転職やジョブチェンジの際に差別化要素にもなります。
今回のまとめ
新卒エンジニアとしてのキャリアは、最初の3年間で「基礎・方向性・専門性」の3段階をどう育てるかで大きく変わります。そして、必要に応じてジョブチェンジや転職という選択肢を使いながら、自分らしいキャリアを築くことも可能です。「エンジニアとしてどう成長していきたいか」を自問しながら、スキルと経験を少しずつ積み上げていきましょう。未来の自分に投資するつもりで、1日1日の学びを大切にすることが、最強のキャリア戦略になります。
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