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2025.04.25

エンジニアが年収アップを目指す転職戦略とスキル習得法6選

「エンジニアとして働くなら、高年収を実現したい」と考える方は多いでしょう。IT業界は他業種に比べて平均年収が高く、特にスキルや実績次第で年収1000万円以上も十分に可能な職種です。しかし、やみくもに働くだけでは高収入にはつながりません。本記事では、エンジニアが年収アップを目指すための具体的な方法や条件を6つの視点から解説します。

【目次】

1.大手・優良IT企業への転職を目指す

2.上流工程・一次請負の企業を目指す ~SESもキャリアアップの有力ルート~

3.ITスキル(ITSS)を体系的に高める

4.IT資格取得で専門性を証明する

5.評価制度・福利厚生が整ったIT企業へ転職

6.ITベンチャー企業で役員・CTOを目指す

7.今回のまとめ

大手・優良IT企業への転職を目指す

高年収を狙うなら、まずは給与水準の高い企業に入社するのが近道です。GoogleやAmazonなどの外資系IT企業、あるいは日本国内の上場テック企業は、初年度から年収600万円以上というケースも珍しくありません。これらの企業は業績も安定しており、福利厚生や評価制度も整っているため、長期的なキャリア形成にも向いています。さらに、新卒・未経験からでもポテンシャル採用を行っている企業も多く、しっかりと準備をすれば挑戦できる環境が整っています。

上流工程・一次請負の企業を目指す ~SESもキャリアアップの有力ルート~

高年収エンジニアを目指すには、「どの工程に関わるか」「どの立場で参画するか」が重要です。中でも、要件定義や基本設計などの上流工程に携わるエンジニアは、市場価値が非常に高く、年収にも大きく反映されやすい傾向があります。上流工程では、開発スキルだけでなく、顧客折衝・仕様調整・プロジェクトマネジメントといった高度なスキルが求められるため、企業からの評価も高まります。また、一次請負(元請け)企業で働くことで、中間マージンが少なく、自身の単価が年収に直結しやすいというメリットもあります。

一方で、SES(システムエンジニアリングサービス)企業も、キャリアを積むうえで非常に有効なステップです。近年のSES業界では、上流工程や自社チームでの常駐案件、長期プロジェクトへの参画など、エンジニアが成長しやすい環境を整えている企業も増えています。たとえば、成長意欲のあるエンジニアに対して、キャリアパス支援・技術研修・資格取得支援制度を整えているSES企業では、スキルアップとともに単価アップを実現し、高年収クラスを狙うことも可能です。

また、SESでは多様な現場経験を積めることも大きな強みです。さまざまな業種や技術環境に触れることで、幅広いスキルセットと現場対応力が身につきます。重要なのは、自身のキャリア目標に合った案件に参画できるかどうかを見極めることがキャリア形成において重要になります。

ITスキル(ITSS)を体系的に高める

エンジニアとしての価値を高めるには、**ITスキル標準(ITSS)**に基づいたスキルアップが有効です。ITSSは経済産業省が定めた指標で、スキルを7段階に分類して評価します。自分のスキルレベルを客観的に把握し、レベル4以上を目指すことが高年収への近道です。たとえば、クラウド(AWS・Azure)やAI、セキュリティといった分野の技術は現在需要が高く、これらに精通していると年収800万円以上の求人に応募するチャンスも広がります。

IT資格取得で専門性を証明する

資格は、自身の専門スキルや知識を客観的に証明する手段です。代表的なIT資格としては、**応用情報技術者試験、ネットワークスペシャリスト、AWS認定資格、CCNA、LPIC、PMP(プロジェクトマネジメント)**などが挙げられます。企業によっては、資格手当が支給されるケースや、昇進・昇給の条件に資格取得が含まれていることもあります。特に外資系や上場企業では、実務経験と資格の両立が評価される傾向にあるため、転職時のアピール材料にもなります。

評価制度・福利厚生が整ったIT企業へ転職

同じ仕事内容でも、評価制度が整っている企業とそうでない企業では、年収に大きな差が生まれます。成果を正当に評価してくれる企業を選ぶことで、スピード昇進や成果連動型の報酬制度を享受できます。また、福利厚生や働きやすさ(リモート勤務、副業制度、フレックスなど)も重要な視点です。ワークライフバランスを確保しつつスキルアップに注力できる環境が整っている企業は、長期的に年収を伸ばすうえでも理想的です。

ITベンチャー企業で役員・CTOを目指す

高年収を狙うもう一つの選択肢として、スタートアップ・ベンチャー企業にジョインして中核ポジションを目指すという方法があります。特に、技術責任者(CTO)やVPoEといったポジションに昇格すれば、年収1000万円以上はもちろん、ストックオプションによる資産形成も可能です。ベンチャーはリスクもありますが、スピード感と裁量の大きさを活かして急成長を遂げれば、大企業以上の待遇を手に入れることも夢ではありません。

今回のまとめ

エンジニアとして高年収を実現するためには、企業選び、スキル戦略、評価制度、資格取得、キャリア設計といった複数の要素を総合的に考える必要があります。ただ漠然と働くのではなく、明確なゴールとステップを持って行動することが、理想の年収への第一歩です。「どこで」「何を学び」「どんな価値を提供するか」を意識しながら、あなたに合ったキャリアの道筋を描いてみてください。高年収は、正しい努力と戦略で十分に実現可能です。

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