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2025.04.25
高年収エンジニアに共通する3つの必須スキル
「どうすればエンジニアとしてもっと稼げるようになるのか?」そんな疑問を抱いている方は多いでしょう。IT業界はスキル次第で年収が大きく変動する世界です。特に高年収を実現している“稼げるエンジニア”には、ある共通した特徴があります。今回は、未経験から転職を目指す人にも分かりやすく、稼げるエンジニアに共通する3つのスキルについて解説します。
【目次】
エンジニアの技術力の高さが市場価値を決める
まず最初の共通点は「技術力の高さ」です。プログラミングスキル、クラウド技術、セキュリティ、AIやデータ分析など、IT業界には多様な専門領域が存在します。特定の技術に深い知見を持つことで、市場価値が大きく上がり、高単価な案件にも関われるようになります。たとえば、AWSやGCPといったクラウド環境に精通したクラウドエンジニアや、セキュリティ対策に長けたセキュリティエンジニアは常に高い需要があります。さらに、ITスキル標準(ITSS)で上位レベルに位置するスキル保持者は、高待遇での転職が可能です。また、実務経験を積み重ね、GitHubやポートフォリオでアウトプットを示すことも、技術力のアピールには非常に有効です。単なる知識ではなく、「実務で使えるスキル」を身につけることが、年収アップの第一歩と言えるでしょう。
エンジニアのコミュニケーションスキルで差がつく
エンジニアというと「技術職」というイメージが強いですが、実は「コミュニケーションスキル」も非常に重要です。要件定義や設計といった上流工程に携わるためには、クライアントとの折衝やチーム内の調整能力が求められます。たとえば、SESやSIerでプロジェクトリーダーを経験したエンジニアは、進捗管理やメンバーとの連携に慣れており、円滑な業務遂行ができるため、高評価を得やすい傾向があります。また、コミュニケーション能力が高い人ほど、顧客からの信頼を得やすく、結果的に評価や報酬にもつながりやすいのです。SlackやZoomなどのリモートツールを使いこなし、非対面でもチームとスムーズに連携できる能力も、現代のエンジニアに求められるスキルの一つです。
エンジニアのマネジメント能力が収入の天井を突破する
技術力とコミュニケーション力を備えた上で、さらに収入の天井を超えるには「マネジメント能力」が必要です。プロジェクトマネージャー(PM)やテックリード、CTOといったポジションを目指すことで、年収1000万円超えも現実的になります。特に、ベンチャー企業やスタートアップでは、マネジメント経験のあるエンジニアが重宝されます。小規模チームを統率し、スピード感ある開発を主導できる人材は、報酬面でも高く評価される傾向にあります。マネジメントスキルを磨くには、まずは小さなチームのリーダーやサブリーダーを経験し、PDCAの回し方やメンバー育成、リスク管理などを実践していくのが効果的です。また、PMBOKなどのプロジェクト管理フレームワークを学び、資格取得(PMPなど)を通じて知識を体系化するのも良いアプローチです。
今回のまとめ
エンジニアとして年収を上げるためには、技術力だけでなく、コミュニケーションスキルやマネジメント能力といった「総合力」が求められます。特に「稼げるエンジニア」は、単にコードが書けるだけでなく、チームをまとめ、クライアントと信頼関係を築き、ビジネス全体に貢献できる存在です。未経験からのスタートであっても、正しい方向で努力を積み重ねることで、将来的に高年収を実現することは十分可能です。今の自分のスキルセットを見直し、どこを伸ばせば市場価値が上がるかを明確にすることが、キャリアアップへの第一歩です。次回は、実際に高年収を達成したエンジニアの事例や、転職市場で評価されやすい職種・スキルについても掘り下げていきます。
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