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2025.04.30
未経験でも伝わる!エンジニア転職理由と面接対策
エンジニア転職において、「転職理由」は面接の成否を分ける重要なポイントです。特に未経験からIT業界を目指す人にとって、志望動機と転職理由をどう伝えるかは、選考通過率を大きく左右します。本章では、よくある転職理由の傾向、面接で使える例文、未経験者の対策、そしてNG回答の回避方法まで、実践的に解説します。
【目次】
2.エンジニア面接で使える転職理由の3つの例文|本音と建前のバランス
よくあるエンジニアの転職理由ランキングとその傾向5選
多くのエンジニアが転職を考える理由には共通点があります。以下は転職エージェントなどの調査で頻出する「転職理由ランキング」の一例です。
- スキルアップ・キャリアアップを目指したい
- 年収や待遇を改善したい
- 開発環境や働き方に不満がある(残業、リモート不可など)
- 人間関係・職場の雰囲気が合わない
- 自分の成長を感じられない、モチベーションが下がった
これらはすべて「本音」に近い理由ですが、面接ではそのまま伝えるとリスクがあります。特にネガティブな内容(人間関係の不満など)は、「協調性がない」と捉えられやすいため注意が必要です。
エンジニア面接で使える転職理由の3つの例文|本音と建前のバランス
面接官に好印象を与えるためには、「本音と建前」のバランスが重要です。例えば次のような言い回しが有効です。
- 例文1:スキルアップ希望の場合(経験者)
「現職では保守・運用が中心ですが、より上流工程やクラウド領域に挑戦したいと考え、転職を決意しました。」 - 例文2:働き方の改善希望(リモート勤務希望)
「業務効率を高めるため、柔軟な働き方を重視する企業で働きたいと考えるようになりました。」 - 例文3:未経験からのキャリアチェンジ
「前職で業務効率化のためにITツールを導入した経験から、エンジニアという職種に強く興味を持ち、自らプログラミングを学び始めました。今後は開発に携わるプロとして成長したく、転職を決意しました。」
どの例文も、前向きな姿勢と明確な目的が伝わるよう意識しており、評価されやすい傾向があります。
エンジニア未経験者が語るべき志望動機と3つの転職理由の作り方
未経験からエンジニアを目指す場合、経験の有無よりも「なぜエンジニアになりたいのか」「そのために何をしてきたか」を重視されます。以下の3つの要素を盛り込むと説得力が増します。
- きっかけ:ITに興味を持った具体的なエピソード
- 努力:プログラミングスクールや独学など、実際の行動
- 今後の展望:どのようなエンジニアを目指したいか
志望動機の例:
「業務中に手作業が多く、業務改善に関心を持つようになりました。独学でPythonを学び、業務データの自動化ツールを作ったことがきっかけで、本格的にエンジニアを目指すようになりました。現在はWebアプリ開発を学習中で、将来的にはバックエンドエンジニアとしてサービスの根幹を支える人材になりたいと考えています。」
このように、「なぜ未経験でもエンジニアになれると考えているか」を筋道立てて語ることが大切です。
エンジニア転職の面接で避けるべき3つのNG回答と対策
以下は面接で避けるべきNG回答の典型例です。
- 「上司と合わなかったので辞めました」→ 愚痴に聞こえる
- 「給料が低いので」→ 金銭面のみの理由は評価されづらい
- 「特に理由はありません」→ 意欲や目的意識が疑われる
これらを避けるためには、「ネガティブな理由」をポジティブな視点で言い換える力が必要です。たとえば「上司と合わない」は「より主体的に技術を学べる環境を探している」と言い換えることができます。
今回のまとめ
エンジニア転職における「転職理由」は、経験者・未経験者問わず、面接突破の鍵を握る重要な要素です。本音だけでは伝わらず、建前だけでも説得力に欠けるため、「前向きな目的」「具体的な努力」「今後のビジョン」をバランスよく伝えることが大切です。自分のキャリアを前向きに語れるよう、しっかり準備して面接に臨みましょう。
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