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2025.05.07
新卒・未経験転職エンジニア向けポートフォリオの作り方3選
未経験からIT業界やエンジニア職を目指す人にとって、「ポートフォリオを作ったほうがいい」と言われた経験は多いでしょう。とくに新卒や職種未経験者は、実務経験がない分、ポートフォリオを通じて自分のスキルや学習意欲をアピールすることが重要です。しかし、「まだ成果物がない」「何を作ればいいかわからない」と悩む人も少なくありません。この記事では、ポートフォリオの役割や作成方法、さらに「ポートフォリオなし」でも採用担当者にアピールする代替手段について解説します。
【目次】
1.新卒・エンジニア転職におけるポートフォリオの役割と必要性
2.新卒・エンジニア転職でポートフォリオが作れない人のための3つの代替方法
新卒・エンジニア転職におけるポートフォリオの役割と必要性
ポートフォリオとは、自分が学習した技術や開発したシステム、アプリケーションをまとめた「作品集」のようなものです。エンジニアの就活・転職活動においては、履歴書や職務経歴書では伝えきれない実力やセンス、思考力を示す手段になります。特に新卒や未経験者の場合、評価できるのは「何を学んできたか」「どうやってアウトプットしてきたか」なので、ポートフォリオはスキル証明の武器となります。
実際のポートフォリオ例としては、以下のようなものが挙げられます。
- 自作のWebアプリ(フロントエンド/バックエンド)
- ToDoリストアプリや掲示板、日記アプリなどのCRUD機能付きアプリ
- チャットアプリやAPI連携サービス
- UI/UXを意識したデザイン作品(Webデザイナー志望の場合)
こうした例を参考に、自分の志望職種に合った内容を意識して構成しましょう。
新卒・エンジニア転職でポートフォリオが作れない人のための代替方法
とはいえ、「まだ作品を作るレベルに達していない」「チーム開発経験もない」と感じる人も多いはず。そんな場合でも、工夫次第で自分のスキルや意欲を示すことは可能です。以下のような代替手段が有効です。
GitHubでのIT学習ログ・コード公開
GitHubは、エンジニアにとってコードの「ポートフォリオ代わり」として最適なツールです。未完成のアプリや勉強用のコードであっても、日々の更新履歴やコミットメッセージを丁寧に書いていれば、学習意欲やコーディングの習慣を見てもらうことができます。READMEに解説や工夫ポイントを添えることで、より高い評価につながります。
QiitaやZennでIT学習記録を発信
QiitaやZennといったエンジニア向けの情報共有サイトに、学んだことやエラー解決方法を投稿するのもおすすめです。自分が何をどう学んできたかを文章で伝える能力は、技術的なアウトプットとしても高く評価されます。「未経験ながらも積極的に学び、共有する姿勢」は、企業に好印象を与えるポイントになります。
エンジニア面接での自己PRとIT学習ロードマップの提示
どうしても制作物が出せない場合は、自己PRの中で「どのようなロードマップで学習しているか」「いつまでに何を身につけようとしているか」を明確に示すことが大切です。スプレッドシートやNotionでの学習管理ツールを活用し、それを面接で共有することで、意欲と計画性のアピールにつながります。
新卒・エンジニア転職は「ポートフォリオなし」でもチャンスはある?
近年では、未経験採用に力を入れる企業も増えており、「ポートフォリオなし」でも合格できる例は存在します。重要なのは、「何ができるか」よりも「これからどう成長するか」の可能性を見せることです。新卒やキャリアチェンジ組の場合は、完璧なポートフォリオよりも、学び続ける姿勢や考え方が評価される場面も多いです。
今回のまとめ
ポートフォリオは、自分のスキルを証明する重要な手段ですが、なくても方法はあります。GitHubでのコード公開やQiitaへの投稿、学習計画の共有といった代替策でも、十分に採用担当者へアピール可能です。新卒や未経験エンジニアとして就職・転職を目指すなら、「ポートフォリオが作れないから無理」と諦めず、自分にできる方法で情報発信を始めてみましょう。地道なアウトプットが、次第に信頼につながっていきます。
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