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2025.05.20
エンジニア転職面接対策|未経験・経験者別合格の秘訣
エンジニア転職において、書類選考と同等以上に重要なのが面接です。スキルの有無や開発・インフラといった職種にかかわらず、面接では「人柄・ポテンシャル・現場理解・伝える力」が評価対象となります。本記事では、未経験者/開発エンジニア/インフラエンジニア/経験者それぞれに対応できるよう、面接の流れや頻出質問、逆質問、服装・マナー、職種別の面接対策ポイントをまとめました。職種や経験に応じた最適な準備を行い、面接通過率を大きく上げる実践知識として活用してください。
【目次】
1.エンジニア面接の流れ・回数・所要時間(一次・最終の違い)
4.エンジニア面接は逆質問の質で評価が変わる!現場視点の質問例
5.エンジニア面接の服装・マナー|カジュアル面接とスーツの使い分け
エンジニア面接の流れ・回数・所要時間(一次・最終の違い)
エンジニア職の面接は、以下のようなフェーズを踏むのが一般的です。
- 一次面接(現場面接):開発・インフラいずれも、現場エンジニアやチームリーダー、あるいは営業や人事が担当。技術的な理解や業務への適性を確認。
- 二次/最終面接:マネージャーやCTO・役員クラスとの面談。志望動機やカルチャーフィット、将来的なポテンシャルが評価されます。
所要時間は1回あたり30~60分。企業によっては一次面接のみで内定が出るケースもあり、特に未経験者向けのポテンシャル採用ではこの傾向が強まっています。
エンジニア面接でよく聞かれる質問と回答例
【開発エンジニア経験者向け】
- 質問例:「これまでに携わった開発案件と役割は?」「使用技術とその選定理由は?」
- ポイント:具体的なプロジェクト名や使用技術、成果を数値や課題解決ベースで語る。
【インフラエンジニア経験者向け】
- 質問例:「監視体制の構築経験は?」「障害対応で苦労したことは?」
- ポイント:構成図や運用フローの理解を伝える。ログ分析や自動化対応が評価されやすい。
【未経験エンジニア向け】
- 質問例:「なぜIT業界を目指したのか?」「現在取り組んでいる学習は?」
- ポイント:「職業訓練・独学・資格取得」などの実績+将来像をセットで話すと好印象。
エンジニア転職における成功体験・失敗体験の伝え方
- 成功体験例(開発):「API連携処理の最適化でレスポンス時間を30%短縮」
- 失敗体験例(インフラ):「深夜障害時にマニュアル不足で復旧に時間がかかった→対応フローを文書化して共有」
**「課題 → 工夫 → 成果」**の構成で話すと論理的かつ印象に残ります。
エンジニア面接は逆質問の質で評価が変わる!現場視点の質問例
逆質問のフェーズは「志望度・準備の深さ・現場理解」を測る場です。以下のような質問は開発・インフラ問わず高評価につながります。
- 「1日の業務スケジュールや開発フローはどのような流れですか?」
- 「開発メンバーが直面している課題は何ですか?」
- 「オンコール体制はどのようになっていますか?」
未経験者なら「最初に任される業務や学習支援体制」など、実務導入に関する質問も有効です。
エンジニア面接の服装・マナー|カジュアル面接とスーツの使い分け
IT企業では「私服面接OK」とされることもありますが、オフィスカジュアルが無難です。また、服装指定がない場合はスーツが無難です。特に未経験者や20代前半での面接では「清潔感・丁寧さ」が重視されやすいため、ジャケットや襟付きシャツを選びましょう。一方、経験者のミドル〜シニア層や役員面接では、スーツで臨むのが無難なケースもあります。事前の案内メールや企業の社風をもとに判断するのがベストです。
エンジニア面接ポイントまとめ|タイプ別に見る重要視される点
未経験エンジニア向け
- 志望動機を明確にする(なぜIT業界なのか、なぜこの企業を選ぶのか)
- 努力の可視化を意識する(ポートフォリオ、資格取得、模擬開発など学習の成果を見せる)
- 伸びしろと人柄を伝える(素直さ、学習意欲、報連相の姿勢などをアピール)
意図:経験よりもポテンシャルと成長力が見られるため、「努力の軌跡」と「学ぶ姿勢」が重要になる。
インフラエンジニア職向け
- 24時間対応や夜勤の可否について問われることがある(事前に可否を整理しておく)
- 監視・運用経験やツール(Zabbix、Prometheusなど)の知識があると評価されやすい
- 障害対応、自動化、手順化、ドキュメント整備など地味な業務への理解が求められる
意図:トラブル対応力や手順の正確さ、他者との連携が重視されるため、現場の実務理解が評価につながる。
エンジニア経験者・開発職向け
- 技術選定や設計に関わった経験を具体的に語る(なぜその技術を選び、どのように工夫したか)
- チーム開発における自分の役割と成果を明確に伝える(担当範囲、使用言語・フレームワーク、Git運用など)
- トラブル対応や改善提案の経験があれば差別化につながる(例:パフォーマンス改善、コードレビュー文化の導入など)
意図:単なる「実装」ではなく、「どんな課題にどう向き合ったか」「どんな価値を出したか」といった視点が求められる。再現性のあるスキルや主体性、改善志向が評価ポイントとなる。
今回のまとめ
- 面接は「開発・インフラ・未経験・経験者」すべてに共通するポイントがあるが、それぞれ対策は異なる。
- 質問の受け答えは、経験を「ストーリー」で伝える型を活用することで、説得力が高まる。
- 逆質問では「現場視点」「業務理解」が評価に直結するため、事前に企業研究をしておくこと。
- 面接時の服装・マナーは企業風土に合わせつつ、「清潔感と礼儀」は常に重視。
- 未経験者・インフラ職は「成長意欲」と「実務への理解姿勢」が鍵となる。
自分の立場と目指す職種に合わせた準備を重ねれば、面接通過の確率は着実に高まります。焦らず、一つひとつの対策を積み上げていきましょう。
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