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IT業界の採用トレンド
2025.05.21
インフラから開発までIT職種を徹底解説
近年、IT業界への転職やキャリアチェンジを目指す人が増加しています。特に未経験からエンジニアを目指すケースも多く、「どの職種が自分に向いているのか?」という疑問を持つ方は少なくありません。IT業界には多様な職種が存在し、それぞれ必要なスキルや仕事内容が異なります。この記事では、IT業界で代表的な職種と、それぞれの特徴、未経験者が目指しやすいキャリアパスについて詳しく解説します。
【目次】
IT業界の主な5つの職種と役割
まずは、IT業界の中でも代表的な5つの職種について紹介します。
プログラマー(Web・アプリ開発)
プログラマーは、Webサイトやモバイルアプリ、業務システムなどの開発を担う職種です。プログラミングスキルが必要で、HTML、CSS、JavaScript、Python、Javaなどの言語を使い、設計書に基づいてコードを書きます。IT業界でも最も求人数が多く、実務経験を積めばフロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアへのキャリアアップも可能です。
システムエンジニア(SE)
SEは、クライアントの要望をもとに要件定義や基本設計・詳細設計を行う職種です。プログラマーとの違いは、より上流工程に関わる点にあります。顧客との折衝能力やチームでのプロジェクト管理能力が求められるため、技術力に加えてコミュニケーションスキルも重要です。将来的にはITコンサルタントやプロジェクトマネージャーへの道も開けます。
インフラエンジニア
インフラエンジニアは、サーバーやネットワークの設計・構築・運用・保守を担当します。企業のシステムが安定して動作するための「縁の下の力持ち」とも言える存在で、近年ではクラウド(AWSやAzureなど)の知識も重要になっています。トラブル対応力や論理的思考が求められ、24時間365日体制の運用を行うケースもありますが、スキルを磨けばクラウドエンジニアやセキュリティエンジニアへとキャリアアップできます。
データサイエンティスト
データサイエンティストは、膨大なデータを分析し、そこから得られた知見をもとにビジネス課題の解決を図る職種です。PythonやRなどの言語に加え、統計学、機械学習、データベースの知識も必要です。近年のAIブームとも相まって需要が高まっており、マーケティングや経営戦略の意思決定を支える役割を担っています。論理的思考力と高い数理的知識が求められるため、未経験から目指す場合は専門的な学習が必須です。
Webデザイナー
Webデザイナーは、WebサイトやUIのビジュアルデザインを担当する職種です。PhotoshopやFigma、Adobe XDといったツールを使用し、ユーザーの使いやすさと見た目の美しさを両立させることが求められます。HTML/CSSのコーディングスキルを持つと、コーダーやフロントエンドエンジニアとの連携もスムーズになります。デザインに興味がある人におすすめの職種です。
未経験者におすすめの3つのエンジニアキャリアパスとは?
未経験からIT業界に飛び込む際には、まず「入りやすい職種」からキャリアをスタートするのが効果的です。代表的な選択肢として以下のような職種が挙げられます。
- Webエンジニア:学習コストが比較的低く、独学でもスキルを習得しやすい。ポートフォリオを作成して就職活動に活かすのがポイント。
- インフラエンジニア:資格(例:CCNA、基本情報技術者)を取得することで、スキルの可視化が可能。未経験可の求人も多い。
- テスター(品質保証エンジニア):開発されたシステムやアプリの動作確認を行う。論理的思考力と正確な作業が求められるが、専門スキルが少なくても始めやすい。
これらの職種は、実務経験を通じて少しずつスキルを習得しながら、上位職種へのキャリアアップを目指すことが可能です。
自分に合ったIT職種を選ぶために
どのIT職種を目指すかは、あなたの興味関心や得意分野、ライフスタイルによって大きく変わります。たとえば論理的思考やコーディングが好きな人は開発職(プログラマー・Webエンジニア)が向いていますし、チームとの調整や全体を見渡す役割が好きな人にはSEが向いています。また、夜勤や障害対応に抵抗がない人はインフラエンジニアも選択肢になります。まずはIT業界全体の構造と職種ごとの違いをしっかり理解し、自分に合った学習方法や転職戦略を立てることが成功の第一歩です。
今回のまとめ
IT業界には、プログラマーやシステムエンジニア、インフラエンジニア、データサイエンティスト、Webデザイナーなど、多彩な職種が存在します。それぞれの仕事には異なるスキルや知識が必要で、求められる役割も大きく異なります。だからこそ、「自分に合った職種を選ぶ」ことが、長く安定して活躍できるキャリア形成の第一歩です。未経験からのスタートであっても、Webエンジニアやインフラエンジニア、テスターなど、入り口となる職種は多数あります。まずは基本的なITスキルやプログラミングを学び、小さな実務経験を積み重ねることで、自信と可能性を広げていけます。
「どのIT職種が向いているかわからない」という方は、まずは業界全体の構造や職種ごとの違いを把握し、自分の興味や得意分野に基づいて情報収集や学習を始めてみましょう。将来、エンジニアとしてのキャリアを切り拓くためには、継続的な努力と正しい方向性が欠かせません。IT業界は常に進化し続けており、スキルを磨けばどこでも通用する「市場価値の高い人材」になることができます。自分に合った職種と学習方法を見つけ、理想の働き方や年収アップ、リモート勤務など、自分らしいキャリアを実現しましょう。未経験からでも、あなたの未来はきっと広がっていきます。
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