MEDIA 採用メディア
IT業界の採用トレンド
2025.05.26
2024〜2025年版|エンジニア転職トレンドと需要職種
エンジニアの転職市場は、2024年から2025年にかけて大きな転換期を迎えています。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速し、クラウド移行やセキュリティ対策が経営課題の中心に据えられる中で、エンジニア求人の質と量が変化しています。特にWeb開発、インフラ構築、ネットワーク管理といった分野では、引き続き求人が増加傾向にあり、転職希望者にとってはチャンスの多い時期といえるでしょう。
【目次】
DX推進によるクラウド技術者のニーズ拡大
多くの企業が業務効率化と働き方改革を実現するため、クラウドサービスの導入を加速させています。これに伴い、AWS(Amazon Web Services)やMicrosoft Azureといったクラウドプラットフォームに精通したインフラエンジニアの需要が急増。オンプレミスからクラウドへの移行に対応できるスキルは、企業から高い評価を受けています。また、クラウド環境での運用・保守、スケーラビリティの確保、トラブルシューティングといった知識も重要視されており、クラウド資格(例:AWS認定ソリューションアーキテクト、Azure Administratorなど)の保有者は転職市場で優位に立つ傾向があります。
セキュリティエンジニアとネットワーク管理の重要性
サイバー攻撃が高度化・巧妙化する中、企業はシステムの安全性を担保するために、セキュリティ対策に強いエンジニアの採用を強化しています。ファイアウォールやVPNの構築、ログ監視、SOC対応といった知識を持つネットワークエンジニアやセキュリティエンジニアは、金融・医療・IT業界を中心に高いニーズがあります。特にゼロトラストセキュリティやSIEM(Security Information and Event Management)といった新しいセキュリティアーキテクチャへの理解を持つ人材は、高年収オファーが期待できるポジションに就くことも可能です。
DevOpsと自動化スキルの価値が高まる
2024〜2025年のエンジニア転職市場では、「DevOps」というキーワードが重要な役割を果たしています。開発(Development)と運用(Operations)の垣根をなくし、継続的インテグレーション(CI)や継続的デリバリー(CD)を実現するエンジニアの需要は増加の一途をたどっています。加えて、Ansible、Terraform、Docker、Kubernetesといった自動化・コンテナ技術に対応できるスキルセットは、SRE(Site Reliability Engineer)やインフラエンジニアのキャリアパスを広げる要素として注目されています。特にリモートワークの普及により、インフラの柔軟性と自動化の重要性が増しているため、スキルアップを図るべき領域です。
Web開発の求人も堅調に推移
一方、フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアとしてのWeb開発スキルも安定した需要を保っています。ReactやVue.js、Next.jsなどのモダンフレームワークを使った開発経験は高く評価され、Node.jsやGo、Pythonといったサーバーサイド技術も合わせて持っていると市場価値がさらに高まります。特にSaaSプロダクトを展開するスタートアップやDX推進中の中小企業では、フルスタックエンジニアの採用意欲が強く、実務経験に加えてGit、CI/CD環境、テスト自動化に関する知識が求められます。
今回のまとめ
2024〜2025年のエンジニア転職市場において成功するためには、自身のスキルセットを明確にし、需要の高い分野に特化することが重要です。ポートフォリオやGitHubの活用、技術ブログの運営などによって、企業に対してスキルの可視化を図ることが、内定獲得の近道となります。特にクラウド・インフラ・セキュリティ・自動化といった領域は、今後も長期的に安定した求人が見込まれるため、キャリアアップや年収アップを目指す方は、早めのスキル習得と資格取得を意識して転職活動を進めましょう。
※ネクサスでは、未経験・新卒・エンジニア経験者から入社した多くの社員たちが第一線で活躍しています!あなたもその一歩を踏み出してみませんか?少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ採用ページ・募集要項をご覧ください。エントリーフォームよりご応募を心よりお待ちしております!