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2025.05.27
エンジニア転職で差がつく!成果が伝わる職務経歴書の作り方
エンジニアとして転職を目指す上で、「職務経歴書」はあなたのスキルや実績を伝える最も重要な書類です。特に、未経験からIT業界へ挑戦する人や、キャリアアップを目指す経験者にとっては、ただ経歴を並べるだけでなく、「成果ベースでどう伝えるか」が採用担当に響く大きなポイントになります。この記事では、未経験者・経験者それぞれの立場で職務経歴書の書き方を具体的に解説します。
【目次】
1. 未経験エンジニアが採用担当にアピールすべきポイントとは?
未経験エンジニアが採用担当にアピールすべきポイントとは?
未経験からエンジニア転職を目指す場合、当然ながら業務実績がないことが前提になります。しかし、それでも「何を学び、どう行動し、何を作ったか」を丁寧に示すことで、ポテンシャルや意欲を採用担当に伝えることができます。たとえば、Progateやドットインストール、Udemyといったオンライン教材を活用し、HTML/CSS、JavaScript、Reactなどを独学で習得した経験があるとしましょう。このとき、ただ「学習しました」ではなく、「ReactとFirebaseを使ってTodoアプリを開発。GitHubでコードを公開し、Netlifyでデプロイ」など、学習のアウトプットを明示することが非常に重要です。
実際の記載例(未経験者の場合):
- ReactとFirebaseを使用したToDoアプリを個人開発。ユーザー認証とデータの永続化を実装し、Netlify上で公開。
- GitHub上でソースコードを管理し、バージョン管理やIssue管理の基本を実践。
このように、未経験者でもポートフォリオやGitHubを活用して自分のスキルを「見える化」し、技術力と学習姿勢をアピールすることが成功への鍵です。
エンジニア経験者が重視すべき「成果」と「再現性」
一方、現役エンジニアや実務経験のある人が職務経歴書で意識すべきことは、「成果の具体化」と「再現性のある説明」です。単に「開発に携わった」と書くだけではアピール力に欠けてしまいます。重要なのは、どんな課題を解決し、どのような効果をもたらしたかを数字や具体例で伝えることです。
実際の記載例(経験者の場合):
- ECサイトの検索機能を改修し、平均レスポンス速度を3秒から1.2秒に短縮。ユーザーの離脱率を15%改善。
- チーム開発においてフロントエンドリーダーを担当し、React・TypeScriptによる設計とレビュー体制を構築。
また、バックエンドやインフラの経験がある場合は、「AWS(EC2、S3、Lambda)を用いたシステム構築」や「CI/CD環境の自動化」など、使用技術や業務範囲を明確に記述しましょう。
エンジニアの職務経歴書で意識すべき3つの共通ポイント
未経験者・経験者を問わず、次の3点はエンジニアとしての職務経歴書に共通する重要項目です。
- 使用技術の明記
プログラミング言語(例:JavaScript、Python)、フレームワーク(例:React、Next.js)、インフラ(例:AWS、GCP)などをプロジェクトごとに書きましょう。 - 役割の明確化
個人開発かチーム開発か、どの部分を担当したか(UI設計、API連携、テストなど)を具体的に記述。 - 成果・改善点・工夫した点
数字(件数・秒数・%など)を使って、ビフォーアフターを説明することで、説得力が格段に上がります。
IT企業の採用担当が見ているのは「伝える力」も含めた総合力
エンジニア転職において、GitHubやポートフォリオの活用はもはや必須といっても過言ではありません。とくに未経験からの挑戦であれば、「何ができるか」ではなく「どれだけ学んできたか」「どうやってアウトプットしてきたか」が評価される傾向があります。技術スタック、UI設計、問題解決能力などを具体的に表現できるこれらのツールを最大限に活用し、採用担当者の目にとまるプロフィールを構築していきましょう。
今回のまとめ
エンジニアとしての転職成功のカギは、職務経歴書でいかに自分の技術力や成長意欲を成果として「見える化」できるかにあります。未経験者はポートフォリオやGitHubを活用し、経験者は数字と再現性のある成果で勝負しましょう。採用担当が「会ってみたい」と思えるような説得力のある一枚を、じっくりと練り上げていきましょう。
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