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IT業界の採用トレンド
2025.07.04
未経験システムエンジニア採用!基本情報技術者試験とは
未経験からIT業界への転職やシステムエンジニア職の就活で、「何を学び、どの資格を取ればよいか分からない」という悩みを抱える方は少なくありません。IT業界は常に人材不足の状況にありますが、採用時には「学習意欲があるか」「基礎を理解しているか」が重視されます。その中でおすすめできるのが、国家資格である基本情報技術者試験の取得です。この資格を取ることは、採用内定を目指す上で大きな武器になります。
【目次】
1. 基本情報技術者試験とは?システムエンジニア採用内定を目指す上で取得するメリット
2. 学べる内容:プログラミングからネットワークまでシステムエンジニア採用後も活きる知識
3. システムエンジニアの転職・就活・採用で基本情報技術者試験が評価される理由
基本情報技術者試験とは?システムエンジニア採用内定を目指す上で取得するメリット
基本情報技術者試験(FE)は、ITエンジニアとして必要な知識を幅広く体系的に学べる国家試験です。プログラミング、データベース、ネットワーク、情報セキュリティ、アルゴリズムなどITエンジニアが現場で必要とする技術知識が試験範囲に含まれています。
メリットは以下の通りです。
- IT基礎知識の習得により、研修・現場OJTの吸収力が高まる
- 転職・就活時に「学習意欲」「基礎理解力」を客観的に証明できる
- 社内評価や昇格条件に設定している企業もあり、キャリアアップに繋がる
- Java、C言語など主要言語の基本的な理解とコーディングスキル向上
これらは未経験からIT業界・エンジニア職を目指す方にとって非常に大きなアドバンテージとなります。
学べる内容:プログラミングからネットワークまでシステムエンジニア採用後も活きる知識
基本情報技術者試験で学べる内容は、IT業界の基礎力を固めるための最適な学習範囲です。具体的には以下の知識が身に付きます。
- プログラミング基礎(Java、C言語、Python):変数、条件分岐、ループ、関数、配列など基礎構文からアルゴリズム・データ構造まで学習でき、実際のコーディングスキルが向上。
- データベース:リレーショナルデータベースの概念、SQLの基本操作を学び、システム開発でのデータ管理力が向上。
- ネットワーク:LAN、WAN、TCP/IP、プロトコルの基礎知識が習得でき、インフラ領域理解の基盤となる。
- 情報セキュリティ:セキュリティポリシー、暗号化技術、認証方式など、ITエンジニアとして不可欠なセキュリティの基礎知識を習得。
これらを学ぶ過程で「自走力」「調査力」も身に付くため、実務でのトラブルシューティングや要件定義フェーズでの理解力にも直結します。
システムエンジニアの転職・就活・採用で基本情報技術者試験が評価される理由
IT業界の採用担当者が基本情報技術者試験を評価する理由は以下の通りです。
- 未経験者でも基礎知識があることの証明になる
試験範囲が実務に直結する内容であり、採用後の教育コストを削減できると判断される。 - 学習意欲・継続力のアピールになる
国家試験合格には継続的な学習が必要であり、自律的な学習姿勢が評価される。 - キャリアアップ・スキルアップへの姿勢を示せる
資格取得後に応用情報技術者試験や各種AWS認定資格、LPICなど次のステップに繋げられることが期待できる。
このように、基本情報技術者試験は「資格を取ったからゴール」ではなく、キャリアの土台として次のステップに進む上でも重要な位置付けになります。
システムエンジニア採用内定にも活きる!基本情報技術者の取得方法と学習のポイント
基本情報技術者試験は年2回(春・秋)実施されていましたが、現在はCBT方式で年間を通じて受験可能になりました。学習方法としては以下のポイントを押さえると効果的です。
- 午前問題(選択式)対策:過去問演習で繰り返しパターンを覚える。
- 午後問題(記述式)対策:プログラミング・アルゴリズム問題は特に重点的に学習し、手を動かしながら理解する。
- 参考書・問題集の活用:「キタミ式」「みんなが欲しかった!」などわかりやすい参考書を活用して基礎理解を深める。
未経験者でも1日1〜2時間の学習を2〜3ヶ月継続できれば十分合格を狙える試験です。
今回のまとめ
基本情報技術者試験はIT業界やシステムエンジニア採用内定を目指す未経験者・第二新卒の方にとって最適なスタート地点です。転職・就活でのアピールポイントになり、入社後のキャッチアップにも役立つこの資格を取得することで、あなたの市場価値を高め、エンジニアとしてのキャリアをスムーズにスタートできます。もし本気でIT業界・システムエンジニアへの転職を目指すのであれば、まずは基本情報技術者試験の取得を目標に学習を始めてみましょう。