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2025.08.21
未経験採用に挑む!システムエンジニア資格とキャリア入門
システムエンジニア(SE)は、IT業界で高い需要がある職種です。未経験から挑戦する場合、「どんなスキルを学べばよいか」「どんな資格を取得すれば採用に有利か」といった疑問を持つ方が多いでしょう。特に採用担当者は、学習意欲や基礎知識の有無を評価ポイントとして見ています。本記事では、未経験からSE採用を目指すために役立つ資格や学習ステップを解説し、キャリア形成のイメージを具体的に紹介します。
【目次】
1. 未経験システムエンジニア採用内定を目指す資格取得ステップ1:基礎知識を証明する「ITパスポート」
2. 未経験システムエンジニア採用内定を目指す資格取得ステップ2:実践的スキルを学ぶ「基本情報技術者試験」
3. 未経験システムエンジニア採用内定を目指す資格取得ステップ3:プログラミング言語の資格「Java Silver」
4. 未経験システムエンジニア採用内定を目指す資格取得ステップ4:入門編として学びやすい「ブロンズ」
5. 未経験システムエンジニア採用内定を目指す資格取得ステップ5:上級者向けの挑戦「Gold」
未経験システムエンジニア採用内定を目指す資格取得ステップ1:基礎知識を証明する「ITパスポート」
- 目安勉強時間:100~150時間
- 難易度:★☆☆☆☆(易しい)
最初の一歩としておすすめなのが ITパスポート。国家試験であり、情報セキュリティ、ネットワーク、経営戦略など、ITに関わる基礎を広く学べます。社会人としてのITリテラシーを客観的に証明できるため、未経験者の採用では「基礎は理解している」と評価されやすいです。
※参考記事:【2025年最新版】ITパスポート試験 完全対策ガイド – 初心者でも一発合格できる勉強法
未経験システムエンジニア採用内定を目指す資格取得ステップ2:実践的スキルを学ぶ「基本情報技術者試験」
- 目安勉強時間:200~300時間
- 難易度:★★★☆☆(中程度)
次に挑戦したいのが 基本情報技術者試験(FE)。こちらも国家資格で、アルゴリズム、プログラミング(JavaやC言語など)、システム設計の基礎まで問われます。
難易度は上がりますが、取得すると「エンジニアの基礎力がある」と見なされ、履歴書や面接で大きなアピールになります。未経験から開発職を狙うなら強力な武器になるでしょう。
※参考記事:未経験システムエンジニア採用!基本情報技術者試験とは
未経験システムエンジニア採用内定を目指す資格取得ステップ3:プログラミング言語の資格「Java Silver」
- 目安勉強時間:150~250時間
- 難易度:★★★☆☆(中程度)
開発エンジニアを目指す人に人気なのが Java Silver です。オラクル社認定の資格で、Java言語の文法やオブジェクト指向の基礎を理解していることを証明できます。
未経験で採用を狙う際に「実務経験はないが、しっかり勉強している」と伝える有効な材料になります。求人票で「Java経験者歓迎」と書かれている場合にも、自信を持って応募できるでしょう。
※参考記事:Java Silver資格で内定獲得!未経験システムエンジニア採用術
未経験システムエンジニア採用内定を目指す資格取得ステップ4:入門編として学びやすい「ブロンズ」
- 目安勉強時間:50~100時間
- 難易度:★☆☆☆☆(易しい)
Javaの資格の中で最も基礎的なのが Java Bronze。プログラミング未経験者が最初に学ぶ内容として適しています。難易度は低く、文法の基礎や簡単なプログラムの仕組みを理解するレベルなので、学習のきっかけ作りにおすすめです。
ただし採用現場での評価はそれほど高くないため、「学習中の証」として活用し、その後 Silver を目指す流れが効果的です。
※参考記事:Java Bronze試験におすすめの問題集!過去問と合わせた勉強方法も解説
未経験システムエンジニア採用内定を目指す資格取得ステップ5:上級者向けの挑戦「Gold」
- 目安勉強時間:300~400時間
- 難易度:★★★★☆(やや難しい)
未経験のうちは必要ありませんが、将来的に目指したいのが Java Gold。Silverが文法理解や基礎開発力を問うのに対し、Goldは設計や応用的なプログラミング知識まで求められます。
難易度は高いですが、取得すれば「上級エンジニア」として社内外で評価されやすく、転職市場でも高く評価されます。数年の実務経験を積んだ後に挑戦するのが現実的です。
※参考記事:未経験システムエンジニア採用|内定後に挑む資格Java Gold
未経験システムエンジニア採用を目指すキャリアパスと資格活用の戦略
資格は「採用されるための必須条件」ではなく「学習姿勢と基礎力を示す手段」です。おすすめの学習ロードマップは以下の通りです。
- ITパスポート → ITの基礎を幅広く理解
- 基本情報技術者試験 → プログラミングや理論を学ぶ
- Java Bronze → 入門的なスキル確認
- Java Silver → 採用時に評価されやすい実用資格
- Java Gold → 実務経験後に挑戦、上級エンジニアへの証
この流れで進めれば、採用時のアピールポイントを確保しつつ、入社後のキャリアパスにもつながります。
今回のまとめ
未経験からシステムエンジニアを目指す場合、資格は道しるべとなり、採用時の説得力を高めます。
- ITパスポート(100~150h/易しい):入門資格
- 基本情報(200~300h/中程度):基礎力を証明
- Java Bronze(50~100h/易しい):学習の入口
- Java Silver(150~250h/中程度):採用に有利
- Java Gold(300~400h/やや難しい):上級エンジニアの証
資格取得をゴールとせず、学んだ知識を実務で活かす姿勢が何より大切です。