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2025.10.24
未経験エンジニア転職の採用面接フローと内定対策

ITエンジニア転職では、未経験から挑戦する人も増えています。採用フローの中で「カジュアル面談」「一次面接」「二次面接」「オファー面談」など、複数ステップを経ることが一般的です。しかし、どの段階で何を準備すればいいのか分からないという方も多いでしょう。
この記事では、未経験からエンジニア転職を目指す方に向けて、各選考ステップの目的とポイントを解説します。
【目次】
1. 未経験システムエンジニア採用のカジュアル面談は情報交換の場としての第一歩
2. 未経験システムエンジニア採用の一次面接では適性と意欲を見られるステージ
3. 未経験システムエンジニア採用の二次面接は企業とのマッチ度を見極める
未経験システムエンジニア採用のカジュアル面談は情報交換の場としての第一歩
カジュアル面談は「選考」ではなく、「お互いを知るための対話の場」です。企業側は応募者の人柄や志向性を知り、応募者は企業の雰囲気や仕事内容を理解する機会となります。未経験者の場合、いきなり技術スキルを問われることは少なく、主に次のような質問が中心です。
- なぜIT業界を目指しているのか
- 学習しているプログラミング言語や取り組み
- チームで働くときに大切にしていること
ポイントは、「なぜエンジニアになりたいのか」を具体的に伝えることです。例えば、「手に職をつけたい」だけでなく、「自分のアイデアを形にしたい」「身近な課題をITで解決したい」といった想いを話すと印象に残ります。また、カジュアル面談では企業理解を深めるために、「入社後の教育体制」「キャリアパス」なども積極的に質問しておくと良いでしょう。
※参考記事:カジュアル面談とは?落ちることはある?面接との違い・よくある流れ
未経験システムエンジニア採用の一次面接では適性と意欲を見られるステージ
一次面接では、あなたの「適性」「学習意欲」「論理的な考え方」が評価されます。未経験者の多くは技術スキルよりも、「今後どう成長していきたいか」が重視されます。質問例としては、
- これまでの経験をエンジニアの仕事にどう活かせるか
- 学習でつまずいたときにどう解決したか
- チームでの課題解決経験
これらに対しては、結論→理由→具体例の順で答える「PREP法」を意識すると、説得力が高まります。また、学習中のプログラミング内容やポートフォリオがある場合は、積極的にアピールしましょう。企業は「自走力のある人」を求めています。
※参考記事:システムエンジニア採用内定に繋がる仕事内容と向いている人
未経験システムエンジニア採用の二次面接は企業とのマッチ度を見極める
二次面接は、採用の最終判断に関わる重要な段階です。一次面接よりも深掘りされた質問が多く、現場エンジニアやマネージャーが担当することもあります。この段階では、
- チーム開発への理解
- 長期的なキャリアビジョン
- 入社後に挑戦したいこと
などを問われます。未経験でも、「インフラ」「Web開発」「バックエンド」など、どんな領域に興味があるかを明確に伝えると印象が良くなります。また、企業文化との相性も重要視されるため、「自分がどう貢献できるか」を具体的に語れると信頼感が高まります。
※参考記事:
未経験システムエンジニアのオファー面談は採用内定後の条件交渉と最終確認の場
オファー面談は「内定前後の最終確認」です。給与・年収・勤務地・リモート勤務の有無など、働く条件を擦り合わせる目的があります。未経験エンジニアの場合、入社後の研修制度やフォロー体制をしっかり確認することが大切です。また、「将来的なキャリアパス」や「評価制度」について質問しておくことで、入社後のギャップを防げます。条件面で不安がある場合は、率直に相談しても構いません。誠実にやり取りできる姿勢も、採用担当者から高く評価されます。
※参考記事:オファー面談とは? 確認すべきことや相談する際のポイント、注意点を解説
今回のまとめ
未経験からエンジニア転職を成功させるには、各面談・面接の目的を理解し、段階ごとに準備を進めることが重要です。
- カジュアル面談:企業理解と志望動機の明確化
- 一次面接:意欲と適性のアピール
- 二次面接:マッチ度と成長意欲の訴求
- オファー面談:条件確認とキャリアの展望共有
この流れを押さえておけば、未経験でも自信を持って選考に臨むことができます。一歩ずつステップを踏み、理想のエンジニアキャリアを築いていきましょう。