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IT業界の採用トレンド
2025.12.18
未経験から分かるシステムエンジニアの採用後の仕事内容

システムエンジニアへ未経験転職を考えている方の多くは、IT業界に興味はあるものの、「実際の仕事内容が分からない」「プログラミング経験がなくても大丈夫なのか」といった不安を感じているのではないでしょうか。
システムエンジニア(SE)は専門職というイメージが強い一方で、未経験から転職し、着実にキャリアを築いている人も多い職種です。本記事では、SEの仕事内容や役割、要件定義から運用までの流れ、プログラマーとの違い、上流工程と下流工程の考え方について、IT未経験者にも分かりやすく解説します。これからシステムエンジニアへの転職を目指す方が、仕事の全体像を理解し、キャリアイメージを描けるようになることを目的としています。
【目次】
1. システムエンジニアの仕事内容と役割とは?未経験から理解したい採用内定を目指すことができる基本知識
2. システムエンジニア未経験採用内定を目指す上で知るべき要件定義・設計・開発・テスト・運用の流れ
3. 未経験採用内定を目指すために知るべきシステムエンジニアとプログラマーとの違いとは?
システムエンジニアの仕事内容と役割とは?未経験から理解したい採用内定を目指すことができる基本知識
システムエンジニアは、IT業界の中でもシステム開発の中心的な役割を担う職種です。企業や顧客が抱える課題を整理し、ITを活用した最適な仕組みを考え、形にしていきます。「エンジニア=プログラミングだけ」という印象を持たれがちですが、SEの仕事はそれだけではありません。特に未経験から転職する場合は、コミュニケーション力や論理的思考力が評価されるケースも多く、文系出身者や異業種からのキャリアチェンジでも挑戦しやすい職種です。研修制度が整ったIT企業を選べば、基礎からスキルを身につけながら成長していくことができます。
※参考記事:
システムエンジニア未経験採用内定を目指す上で知るべき要件定義・設計・開発・テスト・運用の流れ
システムエンジニアの仕事は、一般的に複数の工程に分かれています。
最初の要件定義では、顧客の要望や業務内容をヒアリングし、「どのようなシステムが必要か」を明確にします。この工程は上流工程にあたり、SEの腕の見せ所でもあります。次に行うのが設計です。要件定義をもとに、システムの構成や機能、画面イメージなどを具体化します。その後の開発工程では、主にプログラマーが設計書をもとにプログラミングを行います。完成したシステムはテストで不具合がないかを確認し、問題なければ運用・保守へと移行します。未経験でSEに転職した場合、最初はテストや運用から経験を積み、徐々に設計や要件定義などの上流工程へステップアップする流れが一般的です。
※参考記事:インフラから開発までIT職種を知ってシステムエンジニア採用内定
未経験採用内定を目指すために知るべきシステムエンジニアとプログラマーとの違いとは?
システムエンジニアとプログラマーの違いは、担当する役割にあります。
プログラマーは主に開発工程を担当し、プログラミングによってシステムを作り上げます。一方、SEは要件定義や設計など、システム全体を設計・管理する立場です。そのため、SEにはITスキルだけでなく、顧客や社内メンバーと調整するコミュニケーション力も求められます。未経験から転職する場合でも、プログラマー志向なのか、SEとして上流工程を目指したいのかを意識することで、求人選びやキャリア設計がしやすくなります。
※参考記事:プログラミング未経験でも転職できる?求められるスキルとプログラマーになるプロセスを紹介
未経験システムエンジニア採用内定に繋がる上流工程と下流工程の考え方
システムエンジニアの仕事を理解するうえで重要なのが、上流工程と下流工程の違いです。上流工程は「何を作るか」「どんな仕組みが必要か」を決める工程で、要件定義や設計が含まれます。下流工程は「どう作るか」を実行する工程で、開発やテストが該当します。IT未経験から転職する場合、いきなり上流工程を担当することは少ないですが、下流工程で経験を積むことで、将来的に上流工程へ挑戦することが可能です。段階的にスキルアップできる点は、システムエンジニアの大きな魅力と言えるでしょう。
※参考記事:【経験談】上流工程と下流工程はどっちが難しい?必要なスキルや年収の違い
今回のまとめ
システムエンジニアは、要件定義から設計、開発、テスト、運用まで幅広い工程に関わる職種です。プログラマーとの違いや、上流工程・下流工程の役割を理解することで、SEの仕事の全体像が見えてきます。未経験からの転職であっても、研修制度やサポート体制が整ったIT企業を選び、段階的に経験を積めば、着実にキャリアアップを目指すことができます。システムエンジニアへの未経験転職を考えている方は、仕事内容を正しく理解し、自分に合ったキャリアパスを描くことが成功への第一歩です。