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2025.12.24

未経験システムエンジニア転職で採用内定に繋がるIT資格3選

システムエンジニアへの転職を目指す未経験者にとって、「資格は本当に必要なのか?」という疑問はよくあります。結論から言えば、資格だけで採用が決まることはありません。しかし、未経験者の場合、資格はスキルや学習意欲を客観的に示す重要な評価材料になります。企業側は、実務経験がない応募者を採用する際、「IT業界への理解度」「基礎知識の有無」「継続的に学習できる人材か」を重視します。資格はその判断材料として使われるため、システムエンジニア転職では非常に有効です。特にIT企業やSES企業、研修制度のある企業では、資格取得者を評価基準に含めているケースも多く見られます。

【目次】

1. システムエンジニア未経験者がまず目指すべき採用内定に繋がる資格とは

2. システムエンジニア未経験者がまず目指すべき採用内定に繋がる資格1: ITパスポートはIT業界の基礎理解を示す入口資格

3. システムエンジニア未経験者がまず目指すべき採用内定に繋がる資格2:基本情報技術者試験は未経験システムエンジニア転職で最も評価されやすい資格

4. システムエンジニア未経験者がまず目指すべき採用内定に繋がる資格3:応用情報技術者試験の位置づけとして未経験にはオーバースペック?

5. 資格+αがシステムエンジニア採用内定に繋がる転職のカギ

6. 今回のまとめ

システムエンジニア未経験者がまず目指すべき採用内定に繋がる資格とは

未経験からシステムエンジニアを目指す場合、いきなり難関資格を狙う必要はありません。重要なのは、ITの基礎を体系的に理解していることです。ここでは、転職市場で評価されやすい代表的な資格を紹介します。

システムエンジニア未経験者がまず目指すべき採用内定に繋がる資格1: ITパスポートはIT業界の基礎理解を示す入口資格

ITパスポートは、IT未経験者が最初に挑戦しやすい国家資格です。試験内容は、IT技術だけでなく、経営・会計・情報セキュリティ・ネットワークなど、IT業界全体の基礎知識を幅広くカバーしています。システムエンジニア転職においてITパスポートが評価される理由は、

  • IT業界の全体像を理解している
  • 用語や仕組みに対する最低限の知識がある
  • 学習習慣があることを証明できる

といった点にあります。特に「未経験歓迎」と書かれている求人でも、ITパスポート取得者は書類選考でプラス評価されることが多く、転職活動の第一歩として非常に有効です。

※参考記事:ITパスポートは転職に有利?未経験でも取れる?取得するメリットと資格を活かす方法を解説

システムエンジニア未経験者がまず目指すべき採用内定に繋がる資格2:基本情報技術者試験は未経験システムエンジニア転職で最も評価されやすい資格

基本情報技術者試験は、未経験からシステムエンジニアを目指す人にとって最重要資格と言っても過言ではありません。プログラミング、アルゴリズム、データベース、ネットワーク、セキュリティなど、実務に直結する基礎スキルが問われます。企業側から見ると、基本情報技術者試験を取得している未経験者は、

  • エンジニアとしての基礎学力がある
  • 開発やインフラの学習に対応できる
  • 研修やOJTの吸収が早い

と判断されやすくなります。特にSES企業や自社開発企業では、「基本情報取得者歓迎」「入社後に基本情報取得を目標とする」といった記載も多く、採用基準に直結する資格です。

※参考記事:未経験システムエンジニア採用!基本情報技術者試験とは

システムエンジニア未経験者がまず目指すべき採用内定に繋がる資格3:応用情報技術者試験の位置づけとして未経験にはオーバースペック?

応用情報技術者試験は、基本情報の上位資格にあたります。設計・マネジメント・セキュリティなど、より高度な内容が含まれるため、実務経験者向けの資格という位置づけです。未経験者が応用情報を取得している場合、学習意欲や理解力は高く評価されますが、

  • 実務経験が伴っていない
  • 現場イメージが湧きにくい

といった理由から、評価が分かれるケースもあります。

そのため、未経験でシステムエンジニア転職を目指す場合は、ITパスポート → 基本情報技術者試験
というステップを踏むのが最も現実的です。応用情報は、入社後や実務経験を積んでから目指すのがおすすめです。

※参考記事:応用情報合格は転職では意味ない?転職市場での評価を解説

資格+αがシステムエンジニア採用内定に繋がる転職のカギ

資格はあくまで「知識の証明」です。転職市場では、

  • 学習内容をどう活かしたいか
  • なぜエンジニアを目指すのか
  • 開発・インフラどちらに興味があるのか

といった点も重視されます。資格取得の過程で学んだ内容を、志望動機や自己PRに落とし込むことが重要です。また、簡単なポートフォリオ作成や学習記録のアウトプットを行うことで、資格の価値はさらに高まります。

※参考記事:

今回のまとめ

システムエンジニア転職を目指す未経験者にとって、資格は採用担当者に安心感を与える材料です。

  • ITパスポートで業界理解を示す
  • 基本情報技術者試験で基礎スキルを証明する
  • 応用情報は経験者向けとして位置づける

この戦略を意識することで、未経験でもエンジニア転職の成功率は大きく高まります。資格をうまく活用し、着実にITエンジニアとしてのキャリアをスタートさせましょう。

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