MEDIA 採用メディア
IT業界の採用トレンド
2025.04.01
SESはやめとけ?システムエンジニア採用の解説

「SESはやめとけ」と耳にしたことがある方もいるでしょう。SES(システムエンジニアリングサービス)は未経験者がIT業界で経験を積む方法の一つとして注目されていますが、一部では課題が指摘されることも事実です。本記事では「やめとけ」と言われる理由を3つに絞り、その解決策や優良企業を見極めるポイントを解説します。
【目次】
1. システムエンジニア転職でSESを「やめとけ」と言われる3つの理由
- システムエンジニア転職でSESを「やめとけ」と言われる理由1.IT案件が決まらず待機期間が不安
- システムエンジニア転職でSESを「やめとけ」と言われる理由2.システムエンジニアとして客先常駐が不安
- システムエンジニア転職でSESを「やめとけ」と言われる理由3.IT案件ガチャ問題
2. システムエンジニア転職で避けるべきブラックSES採用企業の3つの特徴
- システムエンジニア転職で避けるべきブラックSES採用企業の特徴1.SEとしての経歴詐称の強要
- システムエンジニア転職で避けるべきブラックSES採用企業の特徴2.SE以外の業務を担当させる
- システムエンジニア転職で避けるべきブラックSES採用企業の特徴3.SEとしての教育やサポートが不十分
3. システムエンジニア転職で優良SES採用企業を見分ける3つのポイント
- システムエンジニア転職で優良SES採用企業を見分けるポイント1.口コミサイトやIT転職エージェントを活用
- システムエンジニア転職で優良SES採用企業を見分けるポイント2.面接でエンジニアとして逆質問を活用
- システムエンジニア転職で優良SES採用企業を見分けるポイント3.配属後のエンジニアのサポート体制を確認
システムエンジニア転職でSESを「やめとけ」と言われる3つの理由
システムエンジニア転職でSESを「やめとけ」と言われる理由1.IT案件が決まらず待機期間が不安
SESではプロジェクト終了後に次の案件が決まるまで「待機期間」が発生することがあります。この期間には以下のような問題が伴います。
- 収入の減少:待機期間中に給与が満額支払われないケースがあり、生活への不安が高まる場合があります。
- スキルの停滞: 実務経験を積む機会が減少し、スキルアップのチャンスを逃すリスクがあります。
■解決策
待機期間中も給与が満額支給される企業や、研修・資格取得のサポートを提供する企業を選びましょう。※ネクサスでは、待機期間中・研修期間中ももちろん給与は満額支給です。
システムエンジニア転職でSESを「やめとけ」と言われる理由2.システムエンジニアとして客先常駐が不安
SESの特徴である客先常駐は、以下のような課題を感じる場合があります。
- 環境の変化:毎回異なる職場環境で働く必要があり、新しい人間関係や業務フローに適応する負担が生じます。
- 孤独感:自社の同僚がいない現場では、相談できる相手が少なく、孤立感を覚えることもあります。
■安心できる企業の特徴
長期的な取引がある顧客や、先輩社員とチームで現場に入る企業を選ぶことで、不安を軽減できます。面接時の逆質問において「現場でのサポート体制」について確認するのがよいでしょう。
システムエンジニア転職でSESを「やめとけ」と言われる理由3.IT案件ガチャ問題
SESでは、希望するスキルや分野と異なる案件に配属されるリスクがあります。
この「案件ガチャ」の問題は、以下のような形で現れます。
- スキルの大幅なミスマッチ:家電量販店やコールセンターなど、開発スキルが身に付かない業務に配属されることがあります。
- モチベーションの低下:希望と違う業務が続くと、仕事への意欲を失う可能性があります。
- 通勤面の負担増:片道2~3時間を要する現場への配属を命じられるケースなどもあります。
■対策
配属先の透明性がなるべく高い企業を選び、面接時にミスマッチを減らすような質疑応答を心がけることが大切です。※ネクサスでは、スキルの大幅なミスマッチを防ぐことや通勤面の負担軽減も考慮した上での現場配属をしています。
システムエンジニア転職で避けるべきブラックSES採用企業の3つの特徴
以下の特徴を持つSES企業には注意が必要です。
システムエンジニア転職で避けるべきブラックSES採用企業の特徴1.SEとしての経歴詐称の強要
面談時にスキルや経歴を偽るよう指示されることがあります。
システムエンジニア転職で避けるべきブラックSES採用企業の特徴2.SE以外の業務を担当させる
家電量販店やコールセンターなど、IT業務と無関係な仕事を割り振られるケースがあります。
システムエンジニア転職で避けるべきブラックSES採用企業の特徴3.SEとしての教育やサポートが不十分
研修制度がなく、現場に放り込まれるような企業ではスキルを伸ばしにくいです。
システムエンジニアが優良SES採用企業を見分ける3つのポイント
ブラック企業を避けるには、以下の点を確認しましょう。
システムエンジニア転職で優良SES採用企業を見分けるポイント1.口コミサイトやIT転職エージェントを活用
社員の口コミや企業評価を調べ、評判の良い企業を選ぶことが重要です。
システムエンジニア転職で優良SES採用企業を見分けるポイント2.面接でエンジニアとして逆質問を活用
配属後のフォロー体制や研修制度について具体的に質問し、サポートの有無を確認します。
システムエンジニア転職で優良SES採用企業を見分けるポイント3.配属後のエンジニアのサポート体制を確認
同じ企業の先輩社員が常駐しているか、配属後も継続的にフォローされる体制が整っている企業を選びましょう。
SESで働く現役システムエンジニア社員の声4選
SESはやめとけという言葉を見て、SESで働くことに不安を感じている方もいるかもしれません。実際にSESとして働く場合、客先常駐や案件の変更など、一般的な自社開発とは異なる働き方になるため、入社前に不安を感じるのは自然なことです。一方で、実際にSESで働いているシステムエンジニアからは、「さまざまな現場を経験できる」「自分のスキルの幅が広がった」「未経験から実務経験を積めた」といった声もあります。ここでは、ネクサスで働く現役社員の視点から、SESの働き方について紹介します。
SESで働く現役システムエンジニア社員の声1. 未経験から実務経験を積めた
IT業界未経験で入社した場合、最初から希望する開発案件を担当できるとは限りません。研修で基礎知識を身につけた後、実際の現場で先輩社員から仕事を教わりながら、少しずつ実務経験を積んでいくことになります。現役社員からも、
- 最初は分からないことばかりでしたが、実際の現場で仕事を経験することで、研修で学んだ内容が少しずつつながっていきました。
というように、実務を通して成長を実感したという声があります。特に未経験者にとっては、実際のシステム開発やIT業務に触れながら経験を積めることが、その後のキャリアにつながります。
SESで働く現役システムエンジニア社員の声2.いろいろな現場を経験できるのがメリット
SESでは、プロジェクトによって担当する業務や使用する技術、業界などが変わる場合があります。そのため、一つの環境だけで働くのではなく、複数のプロジェクトを経験することで、幅広い知識や対応力を身につけられる可能性があります。現役社員からは、
- プロジェクトが変わることで新しい技術や仕事の進め方を知ることができ、自分のできることが増えていると感じます。
という声もあります。もちろん、希望する案件に必ず参画できるとは限りません。しかし、さまざまな環境を経験することで、自分が得意な分野や今後伸ばしたいスキルを見つけられることもSESの魅力です。
SESで働く現役システムエンジニア社員の声3.一人で現場に行くことへの不安もあった
SESと聞くと、自社の社員がいない現場に一人で行くのでは?と不安を感じる方もいるでしょう。実際、初めて客先常駐を経験する場合には、職場環境や人間関係、仕事の進め方などに不安を感じることがあります。しかし、現場で分からないことがあった際に相談できる環境があるかどうかは、SES企業を選ぶうえで非常に重要です。ネクサスでは、現場に配属された後も社員が孤立しないよう、継続的なフォローを大切にしています。現役社員からも、
- 最初は客先で働くことに不安がありましたが、困ったときに相談できる人がいることで安心して仕事を覚えることができました。
といった声があります。SESだから必ず一人で仕事をするわけではありません。企業によってサポート体制には違いがあるため、入社前に確認しておくことが大切です。
SESで働く現役システムエンジニア社員の声4.案件を通してキャリアを考えられるようになった
SESでは複数の案件を経験する機会があるため、将来どのようなエンジニアになりたいのかを考えるきっかけになることもあります。例えば、開発案件を経験したことでプログラミングを深めたいと感じる人もいれば、インフラやクラウド、上流工程、プロジェクトマネジメントなど、新しい分野に興味を持つ人もいます。最初から明確なキャリアプランがなくても、実際の仕事を経験する中で、自分の方向性を見つけていくことができます。
SESはやめとけという言葉だけを見ると、SESという働き方そのものに問題があるように感じるかもしれません。しかし、採用担当として重要だと考えているのは、SESかどうかではなく、「どのような案件に携われるのか」「どのようなサポートを受けられるのか」「エンジニアとして成長できる環境なのか」という点です。同じSES企業でも、案件の選び方や配属方法、研修、給与、キャリア支援、現場でのフォロー体制などは大きく異なります。そのため、これからSES企業への転職を考えている方は、「SESだからやめておこう」と最初から選択肢を狭めるのではなく、企業ごとの違いを確認することをおすすめします。面接では、
- 希望する案件について相談できるか
- 案件はどのように決まるのか
- 待機期間中の給与はどうなるのか
- 現場で困ったときの相談先はあるか
- キャリアについて相談できるか
- 研修や資格取得の支援があるか
などを具体的に質問してみましょう。SESという言葉だけで判断するのではなく、その会社でエンジニアとして成長できるのかまで確認することが、後悔しない企業選びにつながります。
今回のまとめ
SESは課題が指摘される一方、正しく選べばキャリアのスタートとして優れた選択肢となります。「やめとけ」と言われる理由を理解し、適切な企業やプロジェクトを選ぶことで、自信を持ってキャリアを築くことができます。転職エージェントや企業の情報を活用し、成長と安心を両立できる環境を見つけましょう。
著者情報

採用担当 S.N:新卒でネクサスに入社後、法人営業職としてキャリアをスタート。法人顧客への提案営業に従事した後、採用担当へ異動。現在は中途採用を中心に、年間100名以上の面接・書類選考を担当。現場と求職者双方の視点を大切にしながら、システムエンジニアのキャリア形成や転職市場に関する情報発信にも取り組んでいる。