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2026.09.09
未経験SE転職で評価される資格5選を採用担当が解説

「未経験からシステムエンジニアに転職したいけれど、資格は取得したほうがいい?」「資格を持っていると、未経験でも採用で有利になる?」未経験からシステムエンジニア(SE)を目指す方にとって、資格は気になるポイントの一つです。結論からいうと、IT関連の資格を保有していることは、未経験SE転職におけるアピール材料の一つになります。ただし、採用担当者は資格を持っているから採用するという見方をしているわけではありません。特に未経験者の採用では、資格そのものだけではなく、「なぜ取得したのか」「どのように勉強したのか」「資格取得後に何を学ぼうとしているのか」といった行動や考え方も確認しています。今回は採用担当者の視点から、未経験システムエンジニア転職で保有していると評価につながりやすい資格と、面接でのアピール方法について解説します。
【目次】
1.未経験SE転職でシステムエンジニア資格が採用担当者から評価される理由
2.未経験SE転職で保有していると採用担当者からのポイントが高いシステムエンジニア資格5選
- 未経験SE転職で保有していると採用担当者からのポイントが高いシステムエンジニア資格1.ITパスポート
- 未経験SE転職で保有していると採用担当者からのポイントが高いシステムエンジニア資格2.基本情報技術者試験
- 未経験SE転職で保有していると採用担当者からのポイントが高いシステムエンジニア資格3.Java Bronze
- 未経験SE転職で保有していると採用担当者からのポイントが高いシステムエンジニア資格4.Java Silver
- 未経験SE転職で保有していると採用担当者からのポイントが高いシステムエンジニア資格5.AWS認定資格
3.未経験SE転職でシステムエンジニア採用担当が重視するポイントは資格の数より学習姿勢
4. 未経験でシステムエンジニア資格を持っていなくてもSE転職で採用内定は可能?
5. 未経験システムエンジニア採用面接で資格をアピールするときのポイント
未経験SE転職でシステムエンジニア資格が採用担当者から評価される理由
未経験者の場合、経験者のように「○年間の開発経験があります」「○○システムの開発を担当しました」といった実務実績をアピールすることは難しいでしょう。そこで重要になるのが、エンジニアになるために何をしているのかです。たとえば、
- 未経験ですがシステムエンジニアになりたいです
という応募者と、
- 未経験からエンジニアを目指すため、ITの基礎を学び、現在はJavaの学習にも取り組んでいます
という応募者では、後者のほうが具体的な行動を起こしていることが伝わります。資格は、こうした学習への取り組みを客観的に伝える材料の一つです。採用担当者が資格を見るときに確認しているのは、資格名だけではありません。目標に向かって、自分から行動できる人なのかという点も重要です。未経験者の場合、入社時点ですべてのIT知識を身につけている必要はありません。だからこそ、資格取得を通じて、学習意欲・継続力・自発性を伝えられることに意味があります。
未経験SE転職で保有していると採用担当者からのポイントが高いシステムエンジニア資格5選
ここからは、未経験からシステムエンジニアを目指す方が取得を検討したい資格を紹介します。
未経験SE転職で保有していると採用担当者からのポイントが高いシステムエンジニア資格1.ITパスポート
ITパスポートは、ITに関する基礎的な知識を学ぶことができる資格です。これまでIT業界で働いた経験がなく、ITについて体系的に勉強した経験も少ない方にとって、ITの基礎を学ぶきっかけになります。IT業界への転職を考え始めた段階で取得を目指す資格としても取り組みやすく、未経験SE転職の第一歩として活用できます。未経験者がITパスポートを取得している場合、採用担当者としては、IT業界への転職に向けて、実際に学習を始めたという点を確認できます。ただし、ITパスポートの資格を取得しただけでエンジニアとして必要な知識がすべて身につくわけではありません。面接では、
- なぜ取得しようと思ったのか
- 勉強を通して何を学んだのか
まで説明できるようにしておくことが重要です。
※参考記事:ITパスポートは就活で意味がない?資格の概要と勉強方法を解説
未経験SE転職で保有していると採用担当者からのポイントが高いシステムエンジニア資格2.基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、ITエンジニアを目指す方が学習する代表的な資格の一つです。プログラミングやアルゴリズム、ネットワーク、データベース、セキュリティなど、ITエンジニアとして必要になる幅広い基礎知識を学習します。未経験者が取得している場合、ITエンジニアを目指して体系的に学習していることをアピールしやすくなります。採用担当者から見ると、基本情報技術者試験を取得したという結果だけでなく、資格取得まで学習を継続した経験にも注目します。特に、
- どのように勉強したのか
- 苦手な分野をどう克服したのか
- どのくらいの期間学習したのか
などを説明できると、継続力や問題解決への取り組み方も伝えやすくなります。
※参考記事:未経験システムエンジニア採用!基本情報技術者試験とは
未経験SE転職で保有していると採用担当者からのポイントが高いシステムエンジニア資格3.Java Bronze
Java Bronzeは、Javaをこれから学習する方や、Javaの基礎知識を身につけたい方が取得を目指しやすい資格です。未経験からプログラマーやシステムエンジニアを目指す場合、Javaについて学習していることを具体的に示せる資格としてアピールできます。特に、応募先の企業や案件でJavaを扱う可能性がある場合には、自分がJavaに興味を持って学習していることを伝えやすくなります。未経験者の応募書類にJava Bronzeの取得が記載されていると、採用担当者としては、プログラミングについて実際に学習しているということを確認する材料になります。もちろん、資格を取得しただけで実際の開発スキルが身につくわけではありません。そのため面接では、
- 資格の勉強だけでなく、実際にコードを書いています
- 資格学習でJavaの基礎を学び、現在は簡単なプログラムを作成しています
など、資格取得+実際の学習・アウトプットまで伝えられると、より説得力が出ます。
※参考記事:未経験システムエンジニア採用はJava Bronze資格で転職成功
未経験SE転職で保有していると採用担当者からのポイントが高いシステムエンジニア資格4.Java Silver
Java Silverは、Javaの基本的な知識やプログラミングに関するスキルを身につけていることを示す資格です。Java Bronzeからさらに学習を進めたい方や、Javaを使った開発業務を目指している方にとって、取得を検討したい資格の一つです。未経験者がJava Silverを取得している場合、Javaについて継続的に学習していることを具体的に示せます。採用担当者からすると、未経験者がJava Silverを取得している場合、エンジニアになるためにプログラミング学習を継続していることを確認しやすくなります。特に評価したいのは、資格取得をゴールにしていないケースです。例えば、
- Java Silverを取得した後も、実際にプログラムを作成しています
- 資格学習で理解した内容を、簡単なアプリケーション制作で実践しています
といった説明ができれば、知識を身につけるだけでなく、実際に手を動かしていることを伝えられます。未経験SE転職では、この学んだ知識を実際に使ってみるという姿勢が重要です。
※参考記事:JavaSilver資格で未経験システムエンジニア採用
未経験SE転職で保有していると採用担当者からのポイントが高いシステムエンジニア資格5.AWS認定資格
将来的にインフラエンジニアやクラウドエンジニアを目指している方であれば、AWS認定資格も学習候補になります。クラウドに興味があることを、資格という具体的な形で示しやすい点が特徴です。ただし、未経験者がいきなり難易度の高い資格を目指す必要はありません。ITの基礎知識を身につけたうえで、自分が目指すキャリアに合わせて学習することが大切です。AWS関連資格を取得している場合、採用担当者として確認したいのは、なぜAWSを学んでいるのかという部分です。例えば、将来的にクラウド環境の構築に携わりたいと考えているため、現在AWSについて学習していますと説明できれば、資格取得とキャリアビジョンがつながります。資格をたくさん持っていることだけをアピールするより、将来やりたい仕事があり、そのために学習していると伝えるほうが、目的意識が伝わりやすくなります。
※参考記事:AWS認定資格12種の難易度を解説!合格ロードマップと勉強法も紹介
未経験SE転職でシステムエンジニア採用担当が重視するポイントは資格の数より学習姿勢
ここまで紹介したように、ITパスポート、基本情報技術者試験、Java Bronze、Java Silver、AWS認定資格など、未経験SE転職でアピール材料になる資格はいくつかあります。しかし、採用担当者が資格の数だけを見ているわけではありません。例えば、
- 資格を5つ持っています
という応募者より、
- エンジニアになるためにJavaを学び、Java Bronzeを取得しました。その後も学習を続け、Java Silverを取得しました。現在は実際にプログラムを作成しています
という応募者のほうが、学習の目的と継続性が分かりやすい場合があります。未経験者の採用では、資格の取得数を競う必要はありません。むしろ、
- なぜその資格を選んだのか
どのように勉強したのか
何を理解できるようになったのか
次に何を学ぶのか
を説明できることが重要です。資格は取得したら終わりではなく、エンジニアとして成長するための通過点として考えましょう。
未経験でシステムエンジニア資格を持っていなくてもSE転職で採用内定は可能?
資格がないから未経験SE転職は難しいと考える必要はありません。資格はあくまでアピール材料の一つです。例えば、
- プログラミングを独学している
- JavaやPythonなどの学習をしている
- オンライン教材を利用している
- 実際に簡単なプログラムを作っている
- IT関連の書籍を読んでいる
- 資格取得に向けて現在勉強している
といった経験も十分アピールできます。採用担当者が確認したいのは、この人は入社後も学び続けられるかという点です。そのため、資格を持っていなくても、
- 現在Javaを勉強しています
- 毎日○時間学習しています
- 分からないことは自分で調べています
など、具体的な行動を説明できれば、学習意欲を伝えることができます
未経験システムエンジニア採用面接で資格をアピールするときのポイント
資格を面接で伝える際は、資格名だけを答えて終わらないようにしましょう。おすすめは、取得した理由→学習内容→学んだこと→今後の活用という順番です。例えばJava Silverなら、
- 未経験からシステムエンジニアを目指すにあたり、プログラミングの基礎を身につけたいと考え、Javaの学習を始めました。その中でJava Silverの取得を目標にして学習を続けました。資格学習を通してJavaの基本的な文法やオブジェクト指向などについて学びました。現在は、学んだ知識を実際のプログラム作成にも活かすようにしています。入社後も分からないことを自分で調べながら、継続してスキルを身につけたいと考えています。
このように説明すれば、資格だけでなく、目的意識・学習経験・継続力・成長意欲まで伝えられます。
採用担当者からのアドバイス!システムエンジニア資格は成長する人であることを伝える材料
未経験SE転職では、資格を持っていることはプラスの材料になります。しかし、資格だけで採用が決まるわけではありません。採用担当者が確認したいのは、
- なぜIT業界を目指すのか
- エンジニアになるために何をしているのか
- 分からないことを自分から学べるのか
- 入社後も継続して成長できるのか
といった部分です。そのため、ITパスポートや基本情報技術者試験、Java Bronze、Java Silver、AWS認定資格などを取得する場合も、資格そのものだけをアピールするのではなく、取得までの学習過程や今後のキャリアにつなげて伝えることが大切です。特にJava BronzeからJava Silverへと学習を進めるなど、明確な目的を持って継続している場合は、未経験者としての学習姿勢を伝えやすくなります。
今回のまとめ
未経験からシステムエンジニアへの転職を目指す場合、資格はIT知識や学習意欲を伝えるための有効な材料の一つです。今回紹介した資格は、
- ITパスポート
- 基本情報技術者試験
- Java Bronze
- Java Silver
- AWS認定資格
です。特にJavaを使った開発を目指している方は、Java BronzeやJava Silverを学習の目標として設定することで、プログラミング学習を具体的に進めやすくなります。ただし、資格を取得していれば必ず採用されるわけではありません。採用担当者が見ているのは、資格を取ったという結果だけではなく、「なぜ取得したのか」「どう努力したのか」「その知識を今後どう活かしたいのか」です。未経験SE転職では、経験がないことを必要以上に不安に感じる必要はありません。資格、プログラミング学習、前職での経験、コミュニケーション力など、自分が持っているものを整理して、「エンジニアになるために現在どのような行動をしているのか」を具体的に伝えましょう。資格をゴールにするのではなく、エンジニアとして成長するための一つのステップとして活用することが、未経験SE転職を成功させるためのポイントです。
著者情報

採用担当 S.N:新卒でネクサスに入社後、法人営業職としてキャリアをスタート。法人顧客への提案営業に従事した後、採用担当へ異動。現在は中途採用を中心に、年間100名以上の面接・書類選考を担当。現場と求職者双方の視点を大切にしながら、システムエンジニアのキャリア形成や転職市場に関する情報発信にも取り組んでいる。