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2026.09.03
未経験システムエンジニア転職面接で採用担当が見るポイント10選

未経験からシステムエンジニア(SE)への転職を目指す場合、「ITの実務経験がないけれど、面接で何をアピールすればいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。システムエンジニアの面接というと、プログラミングスキルやITに関する専門知識を詳しく聞かれるイメージがあります。しかし、未経験者の面接では、経験者と同じ基準だけで採用を判断するわけではありません。もちろん、ITに関する知識やプログラミングの学習経験があればアピール材料になります。ただ、採用担当者が特に確認しているのは、「これからエンジニアとして成長できるか」「仕事に対して前向きに取り組めるか」という部分です。では、採用担当者は未経験システムエンジニアの面接で、具体的にどこを見ているのでしょうか。この記事では、未経験SEの面接対策として、採用担当者が確認しているポイントを詳しく解説します。さらに、ネクサス採用担当の視点から、「なぜそのポイントを見るのか」「面接ではどのように伝えるとよいのか」まで紹介します。
【目次】
1.未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見る10個のポイント
2.未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント1.システムエンジニアを目指す理由
3.未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント2.IT業界に興味を持ったきっかけ
4. 未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント3.現在のIT学習状況
5. 未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント4.継続して学習できるか
6.未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント5.コミュニケーション能力
7. 未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント6.分からないことを質問できるか
8. 未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント7.問題が発生した際の対応力
9. 未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント8.チームで仕事ができるか
10. 未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント9.前職の経験を活かせるか
11. 未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント10.入社後のキャリアを考えているか
12. 採用担当は未経験SEの転職面接ではITスキルだけを見ているわけではない
未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見る10個のポイント
未経験者の面接では、主に以下のようなポイントを確認します。
- システムエンジニアを目指す理由
- IT業界に興味を持ったきっかけ
- 現在のIT学習状況
- 継続して学習できるか
- コミュニケーション能力
- 分からないことを質問できるか
- 問題が発生した際の対応力
- チームで仕事ができるか
- 前職の経験を活かせるか
- 入社後のキャリアを考えているか
未経験者の場合、すべてのIT知識を身につけている必要はありません。むしろ重要なのは、「分からないことを学ぶ姿勢があるか」「自分から行動できるか」という点です。ここからは採用担当が重視する10個のポイントについて詳しく解説をしていきます。
※参考記事:【未経験】ITエンジニア転職の面接の流れ!質問パターンと回答例を解説!面接回数とブラック企業
未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント1.システムエンジニアを目指す理由
未経験SEの面接で最初に確認したいのが、なぜシステムエンジニアを目指しているのかという点です。採用担当者は、単に「IT業界は将来性があるから」「手に職をつけたいから」という理由だけで応募していないかを確認しています。システムエンジニアは、入社してから覚えることが多い仕事です。そのため、仕事内容を十分に理解しないまま入社すると、想像していた仕事とのギャップから早期退職につながる可能性があります。採用担当者が知りたいのは、なぜITなのかだけではなく、なぜシステムエンジニアなのかです。例えば、
- 業務効率化に興味を持った
- ITを使って課題を解決する仕事に魅力を感じた
- 前職でシステムを利用する中で、今度は作る側に携わりたいと思った
など、自分自身の経験と結びついた理由があると、志望動機に説得力が出ます。面接では、求人票に書かれている内容をそのまま話すのではなく、自分がSEを目指したきっかけを整理しておきましょう。
※参考記事:【例文11選】エンジニアになりたい理由とは?未経験の場合も徹底解説!
未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント2.IT業界に興味を持ったきっかけ
次に、IT業界に興味を持ったきっかけも重要です。未経験からシステムエンジニアを目指す場合、採用担当者は本当にIT業界で働きたいと思っているのかを確認します。例えば、前職でITツールを使用して業務改善を経験したことや、プログラミングを勉強して面白いと感じたことなど、具体的なエピソードがあると伝わりやすくなります。ITに興味がありますだけでは、採用担当者からすると応募理由がまだ曖昧です。何がきっかけだったのかまで話せると、IT業界への興味が一時的なものではなく、実際の経験から生まれたものだと判断しやすくなります。
未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント3.現在のIT学習状況
未経験SEの面接では、現在どのような勉強をしていますか?という質問も重要です。例えば、
- JavaやPythonなどのプログラミング学習
- HTML・CSS・JavaScriptの学習
- ITパスポートなどの資格学習
- 基本情報技術者試験の勉強
- 書籍やオンライン教材を使ったIT学習
- 実際に簡単なプログラムを作る
などが挙げられます。ここで採用担当者が見ているのは、単純な知識量だけではありません。むしろ、未経験なのに、入社前から自分で学習しているかという行動面を確認しています。未経験であれば、分からないことが多いのは当然です。だからこそ、分からないから勉強しないのではなく、分からないから調べてみるという姿勢が大切になります。面接では、勉強していますとだけ答えるのではなく、何を勉強しているのか、どのくらいの頻度で取り組んでいるのかまで説明するとよいでしょう。実際、未経験システムエンジニア応募者の方の9割の方はご自身で調べ、勉強に着手されていることが多いため、ぜひご自身で調べて勉強を進めてみると採用担当にも意欲が伝わるはずです。
※参考記事:システムエンジニア未経験採用内定!プログラミングスクール比較
未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント4.継続して学習できるか
システムエンジニアは、入社して研修を受ければ終わりという仕事ではありません。新しいプログラミング言語やフレームワーク、クラウド、AIなど、技術の変化に合わせて継続的に学習する必要があります。ネクサスの採用担当からみても、システムエンジニア職の方は50代~60代の方まで勉強を常に続けていらっしゃるということです。そのため、採用担当者が確認しているのは、今どれくらいITを知っているかだけではありません。これからも勉強を続けられる人かという点を重視します。例えば、資格の勉強を半年以上続けている、毎日30分プログラミングを勉強しているなど、具体的な継続経験があれば積極的に伝えましょう。IT学習に限らず、これまで何かを継続して取り組んだ経験があれば、それもアピール材料になります。
未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント5.コミュニケーション能力
エンジニアは一人でパソコンに向かって仕事をするというイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし、実際のシステム開発では、チームメンバーやお客様、他部署など、多くの人とコミュニケーションを取ります。そのため、未経験SEの面接でもコミュニケーション能力は重要な評価ポイントです。採用担当が指すコミュニケーション能力は、話が上手いことだけではありません。相手の話を聞くこと、自分の考えを整理して伝えること、分からないことを確認することも重要です。面接では、質問に対して的確に回答できているか、質問の意図を理解しようとしているかなども見られています。
未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント6.分からないことを質問できるか
未経験からSEになると、分からないことがたくさん出てきます。そこで重要なのが、分からないことを放置せず、必要なタイミングで質問できることです。ただし、分からないので全部教えてくださいという姿勢ではなく、まず自分で調べたうえで質問することが重要です。採用担当者が見ているのは、質問の多さではありません。分からないことに対して、どのように行動するのかを確認しています。例えば、まず自分で調べる→実際に試してみる→それでも解決できなければ質問するという行動ができる人は、入社後も成長しやすいと考えられます。そのため、採用面接では前職やITの学習を進める際にあったわからないことに関してどのように対応していたか質問する採用担当者も多いです。理由は未経験でSEとなった際に上記のように仕事を進めていける方であるかを確認しています。
未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント7.問題が発生した際の対応力
システムエンジニアの仕事では、エラーやトラブルなど、予定通りに進まない場面もあります。そのため面接では、「仕事で困ったことはありますか?」「失敗した経験はありますか?」といった質問をする場合があります。採用担当が考える重要なポイントは、失敗した経験があるかどうかではありません。仕事をしていれば、誰でも失敗する可能性があります。採用担当者が確認したいのは、
- 問題が起きたときにどう対応したのか
- 同じ問題を起こさないために何をしたのか
という部分です。問題に対して自分なりに考えて行動した経験があれば、具体的に説明しましょう。
未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント8.チームで仕事ができるか
システム開発では、一人ですべてを担当するケースばかりではありません。複数のエンジニアが役割を分担し、協力してプロジェクトを進めることも多くあります。そのため、チームで働くことができるかも採用担当者が確認しているポイントです。採用担当が面接する中で感じることは一人で黙々と作業できるというだけでは、十分なアピールにならない場合があります。周囲と情報共有できることや、困ったときに相談できること、相手の意見を聞けることなどもエンジニアには重要です。前職でチームで仕事をした経験があれば、具体的なエピソードを準備しておきましょう。
未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント9.前職の経験を活かせるか
IT未経験だから、前職の経験はアピールできないと考える必要はありません。むしろ、採用担当者はこれまでの経験から、エンジニアとして活かせる強みを探しています。例えば営業経験なら顧客との折衝力、接客経験ならコミュニケーション力、事務経験なら正確性や資料作成能力などがあります。採用担当の視点としては前職で何をしていたかだけではなく、そこで身につけた能力をSEとしてどう活かせるかまで説明できると評価しやすくなります。未経験なので何もできませんではなく、ITの実務経験はありませんが、前職で培った〇〇を活かせると考えていますと伝えることが大切です。
※参考記事:異業種経験で採用!システムエンジニア内定例
未経験システムエンジニアの転職面接で採用担当が見るポイント10.入社後のキャリアを考えているか
未経験者に対して、入社直後から完璧なキャリアプランを求めているわけではありません。ただし、将来的にどんなエンジニアになりたいのか、ある程度考えておくことは重要です。例えば、
- まずは開発やテストの経験を積みたい
- プログラミングスキルを身につけたい
- 将来的には設計や上流工程にも挑戦したい
などです。採用担当からキャリアプランを確認する理由は、応募者の希望と会社が提供できる環境が合っているか、そして、主体的にご自身の将来を考えている方であるかどうかを確認するためです。入社後に思っていた仕事と違ったというミスマッチを防ぐためにも、将来やりたいことはできるだけ具体的に伝えましょう。
※参考記事:Javaシステムエンジニア採用後の上流工程キャリア術
採用担当は未経験SEの転職面接ではITスキルだけを見ているわけではない
ここまで紹介したように、未経験システムエンジニアの面接では、ITスキルだけで採用を判断するわけではありません。特に未経験者の場合、採用担当者が注目するのは、これから成長できる人かどうかという点です。そのため、現在何を知っているかだけではなく、
- 分からないことをどう学ぶか
- 仕事で問題が起きたらどうするか
- 周囲とどう協力するか
- 将来的に何を目指しているか
まで確認しています。面接では、自分の経験をSEとしてどう活かせるかという視点で整理しておくことが重要です
未経験者の転職面接で採用担当が特に確認したい5つのポイント
ネクサスの未経験採用面接では、現在のITスキル以上に成長するための姿勢を重要視してみています。未経験である以上、最初から高度な技術を身につけている必要はありません。それよりも、
- 分からないことをそのままにしない
- 自分から調べる
- 必要なときに質問する
- 教えてもらったことを次に活かす
- 継続して学習する
といった行動ができるかどうかが重要です。また、面接ではSEになりたいという気持ちだけではなく、「なぜSEになりたいのか」「入社後に何を学びたいのか」「将来どんなエンジニアになりたいのか」まで伝えられると、仕事に対する本気度も伝わりやすくなります。未経験からエンジニアを目指す場合、面接で無理に経験者のように振る舞う必要はありません。分からないことは「分からない」と正直に伝え、そのうえで「これから学びたい」という姿勢を示すことが大切です。採用担当者としても、完璧な人材を探しているのではなく、入社後に学びながら成長し、将来的にエンジニアとして活躍できる人材かどうかを見ています。
今回のまとめ
未経験システムエンジニアの面接では、ITに関する知識だけではなく、さまざまなポイントが確認されています。特に重要なのは、
- システムエンジニアを目指す理由
- IT業界に興味を持ったきっかけ
- 現在のIT学習状況
- 学習を継続する姿勢
- コミュニケーション能力
- 分からないことへの対応
- 問題解決力
- チームで働く力
- 前職の経験
- 入社後のキャリア
です。面接前には、これまでの仕事で経験したことや、自分の強みを整理しておきましょう。そして、それらをシステムエンジニアとしてどのように活かせるのかという視点で考えてみてください。未経験者にとって、IT経験がないことは決して隠すべきことではありません。重要なのは、経験がないから何もできないではなく、経験はないが、これから学び、成長するためにすでに行動していることを伝えることです。採用担当者が見ているのは、現在の完成度だけではありません。
- この人は入社後に成長できそうか
- 周囲と協力して仕事ができそうか
- 分からないことに前向きに向き合えそうか
という、将来の活躍につながる部分も見ています。未経験からシステムエンジニアへの転職を成功させるためにも、面接では自分の経験と学習意欲を具体的に伝えられるよう準備しておきましょう。
著者情報

採用担当 S.N:新卒でネクサスに入社後、法人営業職としてキャリアをスタート。法人顧客への提案営業に従事した後、採用担当へ異動。現在は中途採用を中心に、年間100名以上の面接・書類選考を担当。現場と求職者双方の視点を大切にしながら、システムエンジニアのキャリア形成や転職市場に関する情報発信にも取り組んでいる。