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2026.07.10
未経験システムエンジニア転職者必見!開発の流れを採用担当が解説

未経験や異業種からシステムエンジニアへの転職を考えている方の中には、システム開発がどのように進むのかイメージができていない方も多いのではないでしょうか。
- システムエンジニアに転職したいけれど、実際にどのようにシステムが作られているのか分からない
- プログラマーはプログラミングだけをする仕事だと思っている
- 未経験でもシステム開発の流れは理解しておいた方がいい?
ネクサスでも毎年約100名の未経験採用を行っていますが、採用面接で実際にお話しを聞くと、上記のように、システム開発がどのように行われているかわからないという方も少なくありません。もちろん、未経験の方に実務経験を求めることはありません。しかし、システム開発の全体像を理解しているだけで、面接での受け答えや入社後の研修の理解度は大きく変わります。システムエンジニアの仕事は、プログラムを書くことだけではありません。お客様の要望を聞くところから始まり、設計・開発・テスト・納品・運用まで、多くの工程をチームで進めていきます。今回はネクサス採用担当の目線から、未経験からシステムエンジニアへ転職を目指す方に向けて、システム開発がどのように始まり、どのような流れで納品されるのかを分かりやすく解説します。
【目次】
1.未経験システムエンジニア転職者は意外と知らない?システム開発はチームで作る仕事
2.未経験システムエンジニア採用を目指す上で知るべき工程1.要件定義とは?お客様の作りたいを整理する
3.未経験システムエンジニア採用を目指す上で知るべき工程2.基本設計はシステムの設計図を作る
4. 未経験システムエンジニア採用を目指す上で知るべき工程3.詳細設計はプログラマーが開発できるレベルまで細かく設計する
5. 未経験システムエンジニア採用を目指す上で知るべき工程4.プログラミングは設計書をもとにシステムを作る
6. 未経験システムエンジニア採用を目指す上で知るべき工程5.テストは品質を確認する重要な工程
7. 未経験システムエンジニア採用を目指す上で知るべき工程6.いよいよシステムを納品するリリースへ
8. 未経験システムエンジニア採用を目指す上で知るべき工程7.運用・保守 納品して終わりではない
未経験システムエンジニア転職者は意外と知らない?システム開発はチームで作る仕事
ネクサスの未経験採用面接を進める中で、多くの方が勘違いしやすいと感じているポイントは、システムエンジニアは一人でシステムを作る仕事であり、パソコンに一人で黙々と向き合う仕事というイメージですが、実際は大きく異なっています。実際には、一つのシステムを完成させるために、
- システムエンジニア(SE)
- プログラマー(PG)
- テスター
- プロジェクトリーダー(PL)
- プロジェクトマネージャー(PM)
など、多くのメンバーが役割を分担して開発を進めます。大規模なシステム開発になればなるほど、一人の力ではなくチーム全体で完成を目指します。
※参考記事:SE(システムエンジニア)とPG(プログラマー)の違い|年収や適性、将来性を解説
未経験システムエンジニア採用を目指す上で知るべき工程1.要件定義とは?お客様の作りたいを整理する
システム開発は、お客様からの相談から始まります。例えば、
- 売上管理をもっと効率化したい
- 紙で管理している業務をシステム化したい
- スマートフォンから予約できるようにしたい
など、お客様にはさまざまな課題があります。システムエンジニアは、
- 何を実現したいのか
- どんな機能が必要か
- いつまでに完成させるか
- 予算はいくらか
などをヒアリングし、何を作るべきかを整理します。この工程を要件定義と呼びます。プログラミングはほとんど行わず、お客様とのコミュニケーションが中心です。ネクサスでも経験を積んだシステムエンジニアは、このようなお客様との打ち合わせに参加し、課題解決の提案を行っています。
未経験システムエンジニア採用を目指す上で知るべき工程2.基本設計はシステムの設計図を作る
要件定義で決まった内容をもとに、次に行うのが基本設計です。基本設計とは、システム全体の設計図を作成する工程であり、お客様の要望を実際のシステムとして形にするための重要なステップです。家を建てる前に設計図を作るように、システム開発でも設計図がなければ開発を進めることはできません。プログラマーがスムーズに開発できるよう、システムエンジニアが全体の構成を考えながら設計を行います。
未経験システムエンジニア転職者は意外と知らない?フロントエンド(画面側)の設計
利用者が直接操作する画面については、次のような内容を設計します。
- ログイン画面
- 会員登録画面
- 商品一覧・検索画面
- 管理画面
- 入力フォームやボタンの配置
- エラーメッセージの表示方法
どのような画面にすれば使いやすいか、どのような順番で操作するのかといったユーザー目線も考慮しながら設計を進めます。
未経験システムエンジニア転職者は意外と知らない?バックエンド(システム内部)の設計
一方、利用者からは見えないバックエンドの設計も、システムエンジニアの重要な仕事です。例えば、次のような内容を決めていきます。
- データベースにどのような情報を保存するか
- 会員情報や商品情報をどのように管理するか
- ログイン認証の仕組み
- 他システムと連携するAPIの設計
- ボタンを押した際にどのような処理を実行するか
- エラーが発生した場合の処理方法
- セキュリティ対策やアクセス権限の設定
バックエンドは、システムが正しく動作するための土台となる部分です。利用者からは見えませんが、データの管理や処理速度、セキュリティなど、システムの品質を左右する重要な役割を担っています。
設計がシステムの品質を左右する
基本設計でしっかりと設計図を作成しておくことで、その後のプログラミングやテストがスムーズに進みます。逆に設計が曖昧なまま開発を始めると、不具合や仕様変更が増え、開発期間の延長や品質低下につながることも少なくありません。ネクサスでも、未経験から経験を積んだシステムエンジニアは、画面設計だけでなくバックエンドの設計やデータベース設計など、システム全体を見渡しながら設計を行っています。未経験から転職した方も、プログラマーとして実務経験を積みながら、少しずつ設計業務へステップアップしていくのが一般的なキャリアパスです。
※参考記事:SEの上流工程とは?システム開発の要件定義や設計の流れ
未経験システムエンジニア採用を目指す上で知るべき工程3.詳細設計はプログラマーが開発できるレベルまで細かく設計する
基本設計が完成すると、さらに細かい設計を行います。この工程では、
- データベース設計
- プログラムの処理内容
- 入力チェック
- エラー時の動作
などを細かく決めます。詳細設計書は、プログラマーが迷わず開発できるレベルまで具体的に作成されます。未経験から転職した場合、この工程に携われるようになるまでには数年程度の実務経験を積むことが一般的です。
未経験システムエンジニア採用を目指す上で知るべき工程4.プログラミングは設計書をもとにシステムを作る
ここで初めてプログラムを書きます。JavaやPython、JavaScriptなどを使い、設計書どおりにシステムを開発します。ネクサスでも未経験入社後は、研修を終えたあと比較的取り組みやすい開発業務からスタートするケースが多くあります。例えば、
- 画面の修正
- 小規模な機能追加
- 既存システムの改修
などです。最初から大規模システムを一人で任されることはありません。先輩社員のサポートを受けながら、一つずつ経験を積んでいきます。採用担当としても、入社後に成長できるかを重視しているため、入社前から完璧なプログラミングスキルを求めることはありません。
※参考記事:システムエンジニア転職で狙うプログラマー採用求人と実装力
未経験システムエンジニア採用を目指す上で知るべき工程5.テストは品質を確認する重要な工程
プログラムが完成したら、必ずテストを実施します。システムに不具合がないかを確認する工程です。例えば、
- 正しくログインできるか
- ボタンは正常に動くか
- エラーが表示されないか
- データが正しく保存されるか
などを細かく確認します。未経験から入社した社員が最初に担当する業務として、テスト工程は非常に多くあります。テストを経験することで、
- システム全体の流れ
- 品質管理
- 不具合の見つけ方
などを学ぶことができます。採用担当としてもテスト工程はエンジニアとして成長するための重要な経験だと考えています。
未経験システムエンジニア採用を目指す上で知るべき工程6.いよいよシステムを納品するリリースへ
テストが完了すると、お客様が実際に利用する環境へシステムを公開します。これをリリースと呼びます。リリース当日は、
- 正常に動作しているか
- トラブルは発生していないか
などを慎重に確認します。大規模システムでは、夜間や休日にリリース作業を行うケースもあります。システムエンジニアにとって、自分たちが開発したシステムがお客様に利用される瞬間は、大きな達成感を感じられる場面です。
未経験システムエンジニア採用を目指す上で知るべき工程7.運用・保守 納品して終わりではない
システムは納品して終わりではありません。運用が始まると、
- 不具合対応
- セキュリティ更新
- 機能追加
- 性能改善
などが継続的に行われます。企業によっては、この運用・保守業務から未経験者がキャリアをスタートすることもあります。ネクサスでも、現場で経験を積みながらシステム全体を理解し、その後、開発や設計といった工程へステップアップしている社員が数多くいます。
※参考記事:未経験システムエンジニア採用後のキャリアパスと年収戦略
ネクサス採用担当がシステムエンジニア未経験転職者に伝えたいこと
毎年多くの未経験者と面接を行っていますが、採用担当として感じるのは、システム開発の流れを理解している方ほど、入社後の成長が早いということです。面接では、高度なプログラミング知識よりも、
- システムはどのように作られるのか
- システムエンジニアはどのような役割なのか
- 自分はどのようなエンジニアになりたいのか
を自分の言葉で説明できることを重視しています。また、未経験だからこそ、技術力だけではなく、
- 学習を継続する姿勢
- 分からないことを調べる力
- コミュニケーションを大切にする姿勢
も評価しています。ネクサスでは毎年約100名の未経験採用を行っていますが、活躍している社員に共通しているのは、学び続ける姿勢を持っていることです。
※参考記事:未経験システムエンジニア転職の進め方と採用面接対策
今回のまとめ
システム開発は、要件定義 → 基本設計 → 詳細設計 → プログラミング → テスト → リリース → 運用・保守という流れで進みます。未経験からシステムエンジニアへ転職した場合は、プログラミングなどの工程から経験を積み、実務を通して設計や要件定義といった上流工程へステップアップしていくのが一般的です。ネクサス採用担当としてお伝えしたいのは、現時点でどれだけプログラミングができるかよりも、システム開発全体を理解し、継続して学ぶ姿勢があるかが大切ということです。システムエンジニアへの転職は、新しいキャリアのスタートです。開発の流れを理解しておくことで、面接でも入社後でも自信を持って一歩を踏み出せるでしょう。
著者情報

採用担当 S.N:新卒でネクサスに入社後、法人営業職としてキャリアをスタート。法人顧客への提案営業に従事した後、採用担当へ異動。現在は中途採用を中心に、年間100名以上の面接・書類選考を担当。現場と求職者双方の視点を大切にしながら、システムエンジニアのキャリア形成や転職市場に関する情報発信にも取り組んでいる。