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2026.08.06
システムエンジニア経験者の転職Q&A8選!採用担当が解説

システムエンジニアとして実務経験を積むと、「今より年収を上げたい」「上流工程へ挑戦したい」「働きやすい会社へ転職したい」と考える方も多いのではないでしょうか。現在のIT業界では、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進やIT人材不足を背景に、システムエンジニア経験者の需要は非常に高い状況が続いています。そのため、経験を活かしてキャリアアップや年収アップを目指せるチャンスが広がっています。一方で、転職活動を始めると「何年経験があれば転職しやすいの?」「SESから自社開発へ転職できる?」「ブランクがあっても採用される?」など、多くの疑問や不安を感じる方も少なくありません。転職を成功させるためには、こうした疑問を解消し、自分の経験やスキルを正しく理解したうえで企業選びを進めることが大切です。今回は、システムエンジニア経験者から採用担当によく寄せられる質問を8つ厳選し、それぞれ詳しく解説します。転職活動を始める前にぜひ参考にしてください。
【目次】
1.システムエンジニア経験者の転職でよくある質問1.システムエンジニア経験者は何年経験があると転職しやすい?
2.システムエンジニア経験者の転職でよくある質問2.転職で年収アップは期待できますか?
3.システムエンジニア経験者の転職でよくある質問3.SESから自社開発企業へ転職できますか?
4. システムエンジニア経験者の転職でよくある質問4.ブランクがあっても転職できますか?
5. システムエンジニア経験者の転職でよくある質問5.システムエンジニア経験者が転職で評価されるスキルは何ですか?
6. システムエンジニア経験者の転職でよくある質問6.転職活動は在職中と退職後のどちらがおすすめですか?
7. システムエンジニア経験者の転職でよくある質問7.面接ではどのようなことをアピールすればよいですか?
システムエンジニア経験者の転職でよくある質問1.システムエンジニア経験者は何年経験があると転職しやすい?
システムエンジニア経験者の転職では、一般的に2~3年以上の実務経験があると応募できる求人の幅が広がる傾向があります。2~3年程度の経験があると、プログラミングだけでなく、詳細設計やテスト、運用・保守など複数の工程を経験しているケースが多く、企業側も一通りの開発プロセスを理解している人材として評価しやすくなります。また、チーム開発やレビュー経験、顧客との打ち合わせなども経験していれば、即戦力として期待される場面が増えるでしょう。一方で、5年以上の経験がある場合は、要件定義や基本設計などの上流工程、プロジェクトリーダー(PL)やサブリーダーとしてのマネジメント経験が評価されることも多くあります。特に近年は、技術力だけでなく、チームをまとめる力や顧客との調整力を持つエンジニアの需要が高まっています。ただし、転職では経験年数だけが評価されるわけではありません。例えば、1~2年の経験でもJavaやPython、C#など需要の高い言語を用いた開発経験や、AWS・Azureなどクラウド環境での実務経験があれば、高く評価されるケースもあります。また、「どのような課題を解決したのか」「業務改善にどのように貢献したのか」といった実績も重要な評価ポイントです。そのため、転職活動では経験年数を気にしすぎるよりも、自分がこれまで担当した工程や成果を整理し、企業へ具体的に伝えることが成功への近道といえるでしょう。ネクサス採用担当として面接を行う中で感じるのは、経験年数だけで判断することはほとんどないということです。私たちが知りたいのは、どのような環境で、どのような課題に向き合い、何を考えながら仕事をしてきたかです。ネクサスでは、経験年数よりも将来性や成長意欲を重視しています。実務経験が2年未満でも、主体的に学び続ける姿勢や、自ら課題を解決した経験がある方は高く評価しています。経験の長さだけでなく、「これからどのようなエンジニアを目指したいのか」をぜひ面接でお聞かせください。
※参考記事:システムエンジニア転職は何年目が有利?年次・年齢別の成功戦略
システムエンジニア経験者の転職でよくある質問2.転職で年収アップは期待できますか?
システムエンジニアは、転職によって年収アップを実現しやすい職種の一つです。近年はDX推進やIT人材不足を背景に、多くの企業が経験者採用を強化しており、スキルや経験に応じて前職より好条件で採用されるケースも増えています。特に、要件定義や基本設計などの上流工程を担当した経験がある方や、Java・Python・C#など需要の高い言語、AWS・Azure・GCPなどクラウド環境の経験を持つ方は、市場価値が高く評価されやすい傾向があります。また、プロジェクトリーダーやマネジメント経験がある場合も、年収アップにつながる可能性があります。一方で、年収だけを重視して転職先を決めることはおすすめできません。給与が高くても、希望する技術に携われなかったり、長時間労働が常態化していたりすると、長期的なキャリア形成にはつながらない場合があります。仕事内容や評価制度、教育体制、キャリアパスなども含めて総合的に判断することが大切です。採用面接では年収を上げたいという理由をお聞きすることもありますが、それ自体は決して悪いことではありません。ただ、私たちは「なぜ年収を上げたいのか」「どのようなキャリアを目指したいのか」までお伺いしています。成長できる環境で経験を積むことが、結果として市場価値や年収アップにつながると考えています。
※参考記事:システムエンジニアに必要なスキルは?基礎・専門領域・工程に応じて体系的に解説
システムエンジニア経験者の転職でよくある質問3.SESから自社開発企業へ転職できますか?
SESから自社開発企業への転職は十分可能です。実際に、SESでさまざまなプロジェクトを経験し、その実績を活かして自社開発企業へ転職するエンジニアは少なくありません。SESでは、業界や企業ごとに異なる開発環境や技術を経験できるため、幅広い知識や柔軟な対応力が身につきます。複数の現場を経験していることは、自社開発企業でも強みとして評価されるケースがあります。ただし、自社開発企業では一つのサービスを長期的に改善・運用していく視点も求められます。そのため、単にプログラムを書くだけではなく、「なぜその機能が必要なのか」「利用者にどのような価値を提供できるのか」といった視点も重要です。転職活動では、SESで担当した工程や成果だけでなく、自ら工夫したことや課題解決の経験を具体的に伝えることで、企業からの評価を高めることができます。SESだからキャリアアップできないというイメージを持つ方もいますが、実際には企業によって環境は大きく異なります。ネクサスでは、一人ひとりのキャリアプランをもとに案件を提案し、上流工程や新しい技術へチャレンジできる機会も積極的に提供しています。
※参考記事:システムエンジニア人気採用求人は自社開発・SES・キャリアアップ
システムエンジニア経験者の転職でよくある質問4.ブランクがあっても転職できますか?
ブランクがある場合でも、システムエンジニアとして転職できる可能性は十分あります。採用担当が重視しているのは、なぜブランクがあったのかとその期間にどのような取り組みをしていたのかです。育児や介護、病気療養など、やむを得ない事情で離職していたケースは珍しくありません。また、ブランク期間中に資格取得やプログラミング学習、ポートフォリオ制作などに取り組んでいた場合は、前向きな姿勢として評価されることもあります。IT業界は技術の変化が早いため、ブランク期間中も新しい技術へ触れていたことをアピールできると、採用担当に好印象を与えやすくなります。私たちはブランクの有無だけで採否を判断することはありません。大切なのは、今後どのようなエンジニアを目指したいのかという将来への意欲です。ブランク期間に学んだことや再挑戦したい理由を、ぜひ面接では率直にお話いただけると良いでしょう。
システムエンジニア経験者の転職でよくある質問5.システムエンジニア経験者が転職で評価されるスキルは何ですか?
経験者採用では、プログラミングスキルだけでなく、幅広いスキルが評価対象となります。例えば、設計経験や要件定義の経験、顧客との折衝経験、チーム開発の経験、リーダー経験などは、多くの企業で高く評価されます。また、課題を発見し改善した経験や、後輩育成、レビュー経験なども評価につながります。近年では、AWSなどのクラウド技術やDocker・Kubernetesなどのコンテナ技術、Gitを活用したチーム開発経験も需要が高まっています。さらに、技術力だけではなく、コミュニケーション能力や主体的に学ぶ姿勢も重要です。IT業界は技術革新が早いため、継続的に学び続けられる人材ほど市場価値が高くなります。ネクサスの採用では、どの言語を使えるかだけではなく、チームにどのような価値を提供できるかを見ています。技術力に加え、周囲と協力しながらプロジェクトを進められる方は、多くの現場で活躍されています。
※参考記事:エンジニアのスキルシート完全ガイド|書き方・見本・転職で評価されるポイントを解説
システムエンジニア経験者の転職でよくある質問6.転職活動は在職中と退職後のどちらがおすすめですか?
基本的には、在職中に転職活動を進めることをおすすめします。在職中であれば収入を維持しながら転職活動ができるため、焦って企業を選ぶリスクを減らせます。また、複数の企業を比較しながら、自分に合った転職先をじっくり検討できる点もメリットです。一方で、退職後は時間に余裕があるため、面接日程を調整しやすいというメリットがあります。しかし、収入面の不安から希望条件を下げてしまうケースもあるため注意が必要です。ではオンライン面接を導入する企業も多いため、仕事を続けながらでも効率的に転職活動を進められる環境が整っています。現職が忙しい方でも無理なく転職活動ができるよう、オンライン面接や夕方以降の面接にも柔軟に対応しています。転職は人生の大きな決断だからこそ、焦らず納得できる企業選びをしていただきたいと考えています。
システムエンジニア経験者の転職でよくある質問7.面接ではどのようなことをアピールすればよいですか?
面接では、これまでの担当工程や使用した言語だけではなく、「どのような成果を出したか」を具体的に伝えることが重要です。例えば、「Javaで開発を担当しました」だけではなく、「Javaを用いた業務システム開発で処理速度を改善した」「設計工程から参画し、品質向上に貢献した」など、数字や成果を交えて説明すると説得力が増します。また、転職理由や今後挑戦したいことも重要なポイントです。前向きな転職理由や将来のキャリアビジョンを伝えることで、採用担当も入社後の活躍をイメージしやすくなります。私たちは職務経歴書に書かれている内容だけではなく、「どんなことを考えて仕事に取り組んできたのか」を重視しています。成功体験だけでなく、困難をどのように乗り越えたのかというエピソードも、ぜひお聞かせください。
※参考記事:未経験・経験者別システムエンジニア転職面接の採用内定の秘訣
システムエンジニア経験者の転職でよくある質問8.システムエンジニア経験者が転職で失敗しないためのポイントは?
転職で後悔しないためには、年収や福利厚生だけで企業を選ばないことが大切です。まず確認したいのが、担当できる案件や工程です。希望する技術や上流工程へ携われる環境があるか、自分のキャリアプランと一致しているかを確認しましょう。また、評価制度や昇給制度、資格取得支援、教育制度なども重要です。入社後も継続してスキルアップできる環境であれば、長期的なキャリア形成につながります。企業ホームページだけでは分からない情報も多いため、面接時にはキャリアパスや案件内容について積極的に質問することをおすすめします。採用担当として感じるのは、転職が成功する方ほど「5年後、10年後にどんなエンジニアになりたいか」を明確に持っているということです。目先の条件だけでなく、自分の理想のキャリアを実現できる環境かどうかを見極めることが、転職成功への第一歩になりますので、ぜひご自身のキャリアも見つめながら転職活動を進めていきましょう。
今回のまとめ
システムエンジニア経験者の転職では、経験年数や技術力だけでなく、これまでの実績や成長意欲、今後のキャリアビジョンも重要な評価ポイントになります。また、年収アップだけを目的に企業を選ぶのではなく、案件内容や担当工程、教育制度、評価制度、キャリアアップの機会などを総合的に確認することで、転職後のミスマッチを防ぎやすくなります。ネクサスでは、一人ひとりの経験や目標を丁寧にヒアリングし、どのようなエンジニアになりたいかという将来像に寄り添ったキャリアをご提案しています。システムエンジニアとしてさらに成長したい方や、新しい環境でチャレンジしたい方は、ぜひ今回ご紹介したポイントを参考に、自分に合った企業選びを進めてみてください。
著者情報

採用担当 S.N:新卒でネクサスに入社後、法人営業職としてキャリアをスタート。法人顧客への提案営業に従事した後、採用担当へ異動。現在は中途採用を中心に、年間100名以上の面接・書類選考を担当。現場と求職者双方の視点を大切にしながら、システムエンジニアのキャリア形成や転職市場に関する情報発信にも取り組んでいる。